時を刻む


                                          さん 



小生、小田和夫70歳、小柄小太り短く刈った白髪頭で有る。5年前に車の

整備士を退職した。

子供の頃から手先が器用でラジオ・テレビ・時計などを直していた。

3年前に最愛の妻、和子が心筋梗塞で、呆気なく、この世を去ってしまっ

たのだが昨日その和子が枕元に現れ、

お父さん3日ぶりね!?何を云っているんだ、母さんが死んで3年経つぞ、

ありゃ、こちらの
1日は、お父さんの住む下界では1年なのね?

それで和子は何故現れたんだ?

そうそう、こちらで面白い話が有るので話そうかと藤田まことさん、知っ

ているでしょう?

あぁ「てなもんや三度笠」「必殺仕事人」「はぐれ刑事純情派」やってた

俳優だろ、

ほんでね、ここからが本題なんやけど藤田まことさんの京都の撮影場近く

に住んでいた

藤田かかとさん、と云う人が撮影場に足蹴に通っていたら同じ姓という事

で親しみ感じ気軽に話されたんやて、

その藤田かかとさんと今仲良う差して貰ってま、その人がチャキチャキの

大阪人なんよ、ほんで大阪弁が移ってもうて、

ほんでね芸能関係の話を藤田まことさんから聞いて、いろんな情報を持っ

ていて飽きが来ないんよ、

あたし楽しくやってるさかい、お父さんも楽しくやって頂戴ね。又おもろ

い話有ったら来るねバイバイ。

しおらしい女だったのに、あの世に逝って、弾けたのかなぁ

和子が生きている時は俺が計画立て二人で出かけたなぁ

今回は無計画で一人旅の行きあたりばったりの旅してみるかと久しぶりの

遠出ウキウキした気分で朝目覚めた。

天気も良く絶好の行楽日和。シーズンオフの平日、高速道路も空いていた

が飛ばす事なく、ゆっくり、のんびりの旅で有る。

あるサービスエリアでトイレ休憩、真ん中の朝顔で放尿していると後から

入って来た男が俺の横に立った
.

気にすることも無くチンポを仕舞い手を洗い自販機でコーヒーを買って外

のベンチに座りコーヒーを飲む。

その行動を木の陰から見る初老の男が居た。

清々しい気分で車に乗り込みスタート同時に初老の男もスタート

高速を降り展望台の看板矢印を上って行く1台も車とすれ違わない

山々がハッキリ・クッキリ見える凄いロケーションだぁ

初老の男性が近づいて来た。

「こんにちは」

「こんにちは」

素晴らしいロケーションでしょう?

よく来られるのですか?

初めてですが感動しました

どちらから?

○○県○○市から

3年前に妻を亡くし落ち着いたので気分転換がてら行き当たりばったりの

旅をしてみようかとやって来ました。

お気の毒に、おさびしいですね

私の妻は「退職金 もらった途端 妻ドローン」暫くして妻の氏名、捺印

押した離婚届けが届いた

私が市役所に提出×1です私も気分転換のここに来て、ここから小1時間

にある

一軒宿に宿泊して露天風呂に入り旨い酒と旨い料理を堪能するため時折来

てます。

行き当たりばったりの旅だそうですが今夜の宿は?

「まだ決めてません」

それでしたら、どうですか?私と、ご一緒してくれませんか袖すり合うも

多少の縁と申しますし、どうでしょう?

申し遅れました私は上田和夫160cm65kg70歳です。

「上田和夫さん」とおっしゃるのですか!

私は小田和夫160cm63kg70歳です。

名前から身長・体重が似たり寄ったり年齢は

何か遠い親戚のようですね。ハハハ

お言葉に甘えて、ご一緒させていただいて宜しいですか

股間を膨らます上田和夫であったが悟られまいと車に乗り込み出立した。

一軒宿に到着、女将が出迎える上田さま、ありがとうございます。

女将悪いのだけど、この方も私と同室でお願いしたいのだが構わないだろ

うか?

上田様が良ければわたくし共は一向に構いませんです。

女将が部屋を案内した

別棟に離れがあり、その1棟に案内された

中庭があり露天風呂までついている豪華な部屋であった。

一息ついたら本館の大浴場に行き食事処で食事しましょう

上田さん珍しい越中褌締められているのですね

手術した時T字帯を締めたのが、きっかけで、それから手放さなくなりま

した

ゴムによる締め付けもが有りませんし蒸れないですし気持ちよいですよ。

小田さんも締めてみればいかかですか?替えの越中ありますよ

風呂上りに試してみます教えてくださいね

大きな大浴場ですね泉質もよく肌がスベスベで若返り肌になりますよ

小田さん、お背中流しましょう

そこに座って、こちらに背中向けてください

上田さん、ありがとうございます初めて背中洗って貰いましたが凄く気持

ちよいものですね

私も初めての時の気持ち良さを覚えています

「上田の逸物は既にギンギンである」

小田さんシャワー掛けますよ

上田さん今度は私が洗って差し上げます

こちらに背中向けてください

上田さんもシミなくスベスベ肌のもち肌ですね

シャワーかけますよ

湯船に浸かり脱衣場へ

褌です私が締めるようにしてください

へそのちょい下あたりで紐を結んでください

前垂れを持って1度交差させ結んだ紐に潜らせ左右のバランス取れば出来

上がり簡単でしょう

締め心地はどうですか?

気持ちいいですね病み付きになりそうです

それ差し上げますので常用になってください

それでは食事に行きましょう

大将の腕がよく、どれも絶品です

上田さんは、いつものもので私は大将のオススメ品を頼んだ

大将これいけるね美味しいよ

これね大将の新作なんですよ新作できたと電話があり私が最初で私の可否

で決めるから重大です

明日の、おしながきに一品追加されます。

大将アレよろしく

小田さん満足されましたでしょうか?

どれもこれも美味しく十分満足しました。

もう少し部屋で飲みましょうか?

大将ごちそうさま

部屋に戻るとテーブルにつまみとウィスキーセットが用意されていた

小田さんと、ご一緒でき、とても楽しいかったですありがとうございまし

たペコ

私の方こそ上田さんに甘えてしまいありがとうございました何か、お礼し

なくてはと思っています

お礼なんて要りませんが一つ、お願いを聞いていただけたら有り難いです

正直に申しますとサービスエリアで見かけた時、亡くなった親父に、そっ

くりで驚き後ろを付いていき

展望台で声をかけました。

死んだ親父の導きかと今だけでも良いので甘えてみたいダメでしょうか?

お父さん有難う、同年齢で、お父さんは抵抗あるので、せめてオーさんで

したら

オーさん横に座っていいですか私の事は和と呼んでください

和さん、こっちにおいで、さん付でなく和と呼び捨てに

和、私の横に

オーさん有難う嬉しいですと抱きつく和であった。

ビッくとした小田

オーさんキスしていい?今だけだから

受け入れる小田

両手で顔を挟み目と目が合う二人

和の唇が近づくにつれ、目を閉じる小田

二人の唇が触れ和の舌先が小田の唇を押し広げ軽く受け入れる小田

舌と舌が絡み合う小田の何かのタガが外れチュウチュウと吸いあう小田と

初めて味わう男とのキス嫌悪感がなく、心地よく感じる小田であった。

小田の逸物を褌越し撫でる和、一瞬ビッくとした小田だが手を払いのける

ことなく、されるがままに

小田の逸物に芯が入り頭を上げる

和は褌の裾から手を差し入れ生で触り絶妙に、ゆっくりゆっくり擦る

あん・あん和、気持ちイイ喘ぐ小田い

体に似合わぬ15cm×4.5㎝にフル勃起

オーさん気持ちいいみたいだね先端がグチョグチョ・ビチョビチョだよ

褌を取り去り咥える和

和よしなさい汚い、はな…し・な…

あー・あー気持ち良すぎるよ

ジュポジュポと卑猥な音をたて舐りまわす和の舌技

あーあー・いーいー・うー出そう出そう和、放しなさい和の口から引き抜

こうとするがガッチリ咥えこんで離さない

ダメだ射ってしまう射ってイクよイクよイク・イク・・・イク~~和の喉

奥に、たっぷり精液をぶっぱなした。

和は一滴残らず搾り取った。

はぁはぁと肩で息をする小田

男がこんなに気持ちいいなんて…病み付きになりそうだよ

部屋の露天風呂で汗流そうよ

和は男経験長いの?かれこれ40年くらい

オーさんは男経験なかったんだ

そうなんだけど今から思えば分岐点があった

1度目は中1の時、担任の男性教諭が好きになった

ただ他の同級生は異性の話していたので自分がおかしいのかと人には話せ

なくて悩んだ時期

2度目は30歳の時に偶然、本屋でサムソンという雑誌を何気なくみたら

男同士でキスや尺八

している写真が載っていて興奮したけど何故か入ってはいけないような世

界で忘れるように努力して封印した

あそこで勇気振り絞って踏み出していたら違う人生を歩んでいたかも知れ

ないね。

キスが、あんなに気持ちいいとは思わなかったと小田自ら求め和の分身を

握り、ゆっくり扱く

オーさんイイ・気持ちいいよ

あーあー・いーいー・うーー射ってしまう、まだ出したくないベッドでゆ

っくりねオ・ネ・ガ・イ

まどろむ二人の初老を目覚めさせたのは小鳥のさえずりと淡い光であった。

おはよー和、チュ。おはよー  オーさんあーあーまだ眠い

目覚めの一発やるか!夕べやりすぎて立たないよ

アホなこと云わないで風呂に入ろう

ウー気持ちいい生き返るね

今日の予定は?

全然決めてないが、まだ和と放れたくないなぁ

オーさん嬉しい、それなら僕の家に寄っていって 

いいだろ幸せだなぁ…どこかで聞いたようなフレーズ

いいの、いいの細かいことは、いいっこなし

宿を出て暫く走ると大きな敷地と洋館の横を通り過ぎ3階建てのシックな

一軒家に止まった

駐車場にはクラシックカーとサイドカーつきのハーレーが止まっていた。

広々としたリビング、広い風呂、トイレ、エレベーターが設置

2階は洋室、和室が5つ

3階が寝室と展望風呂、トイレ

通り過ぎた広い敷地と洋館は資産10兆円の○○会社の会長の別宅

和の家は規模は小さいが立派だ

オーさんもし良かったら私と付き合ってくれないだろうか?

俺で良いのか?もちろん体も心もピッタンこ

あっという間の1年が過ぎたころ和はオーさんに一緒に住んでくれないか

と頼んだ

俺も和と一緒に居たい今住んでいる家を売りにだすよ売れたら和の家に移

り住むね

前々から気になっていたんだが和の机の上に置いてある懐中時計、年代物

みたいだけど誰かの贈り物かい?

死んだ親父の形見なんだけど部品が無くて動かないんだ。俺に預けてくれ

直してあげるよ

え~~本当?嬉しい直ったら万々歳

小田の家が売れ和の家へ移り住む前日の夜、和子が枕元に現れ、お父さん

良かったね良い人と巡り合えて

やっと安心した。でも私のことも忘れないで1年に1回でいいから墓参り

して頂戴ね、お幸せにほんじゃーねバイバイ

和、来たよオーさん、いらっしゃい宜しくお願いします。こちらこそお願

いします。

そうだ預かっていた懐中時計直ったよ

 


二人の門出を祝うかのように形見の懐中時計が「時を刻む」

                            おわり

 

 

拙い文面で申し訳ありませんでした。

最後まで読んでくださった方々の幸多きを祈ります     










トップ アイコン目次へもどる    「投稿小説一覧」へもどる
inserted by FC2 system