兄 妹




                                         新参者 さん 



正雄は65才、妹の美弥子は60才である。二人兄妹で両親はとっくに

亡く、3年ほど前に二人ともそれぞれの連れ合いを亡くした。ともに子

供が無くて、他に身よりもほとんど無く兄妹だけになった。

 

 二人で話し合った結果、これからの老後を一人で過ごすよりも、お互

いに協力して暮らそうということになった。それぞれの家屋敷を売り払

ってほど近くの町のマンションに二人で住んだ。

 家事全般を美弥子がやってくれるので正雄は助かった。特に美弥子は

料理が上手でおいしくて栄養のあるものを食べることが出来て、正雄は

体がぐんぐんと元気になるのが分かった。

 

 それはいいのだが、このところ、正雄は妹の美弥子に時々女を感じる

ようになって困った。妻が亡くなってから3年ほど女性と接触していな

い。妻の病気と死去、葬式などで全然その気が無くなっていたのだが、

妹と二人でこのマンションに住むようになってから、家の中に女性がい

ることを認識するようになった。 病弱で痩せていた妻と違って元気は

つらつとしている美弥子はぽっちゃりと張り切った体をしていて、実際

の年齢よりぐんと若く見える。50才くらいか、いや40代でも通るく

らいだ。あたかも時は夏、手足を多く露出している妹の体にどきっとす

ることがある。

 

 でも、実の兄妹、昼間一緒に過ごしているときは、何にも感じないの

だが、夜、お互いの寝室に別れた後、急に美弥子のことが気になるのだ。

キッチンを挟んだすぐ向こうの部屋に寝ている美弥子の裸体を想像した

りしていると、青年の頃のようなときめきと胯間の充実を覚え、自分な

がら驚くのだった。

 

 飲んだ夜など、美弥子と合体している自分を想像してオナニーをする

ようになった。また、時には美弥子が入浴中、そっと脱衣所に行ってド

アの前で浴室の中を想像しながらしごくことも多くなった。オナニーな

どここ10年以上もしたことがなかったのに、自分ながらビックリだ。

 

 思いがけないきっかけだった。

 その夜、以前勤務していた会社のOB会に誘われて隣の市に出掛けた。

帰りは遅くなるから先に寝るようにと言って出た。二次会までつきあっ

てタクシーで帰ってきた。深夜12時を回っていた。鍵を開けてそっと

自分の部屋に入った。

 風呂へ入ろうと思って、自分の部屋で全裸になって洗濯物と着替え用

の新しい下着を持って浴室へ行った。

 浴室に灯りがついていて、オヤっと思っていたら、浴室から美弥子が

全裸で出てきた。全裸同士の兄妹がぶつかりそうになった。正雄も美弥

子もビックリ仰天した。

 

 美弥子は悲鳴を上げてから「お兄さん、お帰りなさい」と言ってあわ

ててバスタオルで体を隠した。正雄は、思いがけない美弥子の全裸姿を

見て声も出せずにいた。

 

 酔った頭の中で何かがはじけてとんだ。正雄の血が逆流した。目がす

わった。股間のものがむくむくと盛り上がり、固くそそり立った。

 美弥子に飛びかかりバスタオルをはぎ取って、その上に美弥子を押し

倒した。

「な、何をするのよ、お兄さん」妹は激しく抵抗した。でも正雄の狂っ

た頭は正常に戻らなかった。全裸の美弥子に覆い被さり抱きしめた。

 

「だめよ、兄さん、いけないわ」

「・・・・・・・」

「止めて、兄さん、私たち兄妹なのよ、駄目、よして」

 妹は必死に逃れようとしたが、何しろ二人とも全裸だ。正雄に上から

押さえつけられ、乳房を揉まれ、乳首を吸われ、股間を指でまさぐられ

ているうちに美弥子の抵抗が弱くなった。

 

 正雄の猛り立ったペニスが太ももにごりごりと押しつけられると美弥

子の抵抗がを止んだ。ぐったりと力を抜いた美弥子の両足を押し広げ、

股間の茂みのまん中の割れ目にむしゃぶりつくように舌を這わせた。ぺ

ろぺろとなめ回し吸いたてた。クリトリスに舌が触れると美弥子はぴく

んと痙攣した。美弥子の秘所の中がうるんできた。どんどん濡れてきて

流れ出すほどになった。美弥子は大の字になって顔を苦痛にゆがめるよ

うな表情で目をしっかり閉じていた。

 

 正雄は美弥子の両足を抱え上げてその股間に跪き、自分のそそり立っ

たものを美弥子のそこに押し当て、ズブリと差し入れた。そこはしとど

に濡れそぼっていたので、するりと奥まですっぽりと入った。美弥子は

うめき声をあげてのけぞった。

 

 正雄は激しく腰を打ちつけた。ぴちゃぴちゃ、くちゅくちゅと音がし

た。

美弥子が喘いで胸を反らせた。豊満な乳房が前後にぱたぱたと揺れた。

目を閉じたまま顔は苦悶の形相、両手で敷いてあるバスタオルをつかん

だ。

 正雄は我慢できなくなった。一段と律動が激しく早くなった。美弥子

もそれを感じ取ってかついに声を上げた。

 

「あー、あっ、あぁー、あぁ、はぁぁぁ、いい、いいー、ひー、いいー

ーー、んんん、ふいー」

それを聞いて正雄はとうとう限界に達した。

 

 ありったけの熱い精液を美弥子の膣の奥に勢いよくほとばしらせた。

その噴出を感じ取った美弥子はさらに声を上げ、そこがきゅーっと引き

締まり正雄のペニスを締め付けた。何度も何度も収縮し、正雄の精液を

一滴残さず搾り取った。腰をぴくんぴくんと痙攣させた。正雄にしがみ

ついて両足を突っ張って、やがて荒い息使いをしながら死んだようにぐ

ったりとした。








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