アッチさんのエッセイ・詩 60                   .




昭和のはなし


その6 カタ屋



東京都荒川区にあった当時としてはちょっと広い『三河島公園』にかれこ

50年くらい前に営業で来ていて子供たちに大人気だった『カタ屋』さん

の話を書きたいと思います。

 

『カタ屋』さんっておいときの皆さんはお解りになるでしょうか?

 

何と言うのでしょうか、レンガ系の素材の石で『カタ』がまず有ります。

『カタ』って一番に素朴に単純なモノは動物とか、植物のカタチをしてい

る凹版のモノです。

単純なカタのモノほど子供のお小遣いでも買える値段で、そのカタを買っ

て、
土系の粘土を買い、そのカタに合わせて粘土を埋め込みます。

それに『化粧』(色の粉や金粉銀粉)を塗って仕上げます。

カタ屋のおじさんにその作品を見てもらい、評価してもらいます。

それによって点数をもらい、複雑でキレイに仕上がる「上級のカタ」を貰

い、上へ上へと精進する遊び。

これって、今考えてても「子供ごごろに一生懸命になるよね!」

ポケモンGo!なんてなんぼのモノじゃいの世界かな?

想像力と創造力の世界。

 

ITゲームでは絶対に無い世界!

 

1213年前、上野近くの「下谷神社」のお祭りに相方と行った時、沢山の

出店の中に有りましたね。

子供達が夢中になってカタに粘土を入れて遊んでました。

あの時にカタ屋さんがまだ存在しているのにビックリしました。

 

今現在はどうなのでしょう?

絶対に残して行きたい『文化』だと思うのですが…。









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