アッチさんのエッセイ・詩 210                   .




昭和のはなし


その25 クリスマスツリー




 今日は1220日、繁華街はクリスマスモード一色ですね。

夜になれば彩りまぶしいイルミネーションがあちこちに輝きます。

ショッピングモールの広場には大きなクリスマスツリーが飾られ、買い物

客の目を楽しませてくれます。

 

 あらためて「クリスマス」はチキンやデコレーションケーキを食べて

プレゼントをあげたりもらったりする日。

と、言うことになったのは日本ではいつ頃のことからなんでしょうね?

少なくとも僕が小学校に入学するかしないかぐらいの年齢の時にも、貧し

い我が家でも働いていた母親がケーキを買ってきてくれたことは憶えてい

るので、確実に
60年以上前からですね。

 当時の我が家のクリスマスはそのケーキを食べるだけの行事でした。

クリスマスツリーなんてもちろん飾りませんでした。

当時のクリスマスは我が家と同様に華やかなツリーを飾りつける家なんて

あまりなかったような気がします。

 

 11月末の「ハロウイン」もそうですが好き勝手に他の国の行事を日本風

にアレンジしてしまうところがスゴイなぁといつも思います。

基本は商業ベースが作りだしているのでしょうが…。

 

 ツリーの由来を調べると「降誕祭」で行われたアダムとイブの寸劇で食

べた知恵の樹
(リンゴの樹)は冬に葉が散ってしまうそうで、常緑樹のモミ

の樹を代用にして飾ったことからだそうです。

そうか、降誕祭だからよくツリーのてっぺんに「お星さま」が鎮座してい

るんですね。

 

 この時期になると現在の僕の家でもツリーを必ず飾ります。

押入れや天袋等にあった貯め込んできた不用品をほとんど捨て去りました

が、亡くなった相方も僕もこのツリーは捨てられませんでした。

相方は大昔に僕と暮らし始めた時にすでに持ってました。

当時働いていたところの忘年会の景品で当たったそうです。

いかにも昭和っぽいチャチなつくり、電池で電飾が点滅、手巻きで「ジン

グルベル」の曲が鳴り全体が廻ります♪

僕ら二人の年月を一緒に過ごしてきた小さなクリスマスツリー飾り。

 

 テーブルの上に置いて今年も心から癒してくれそうです。

 

 

 

  この項目は                  おしまい









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