越褌の連れ連れなるままに №5


                                         越褌(えつこん)


「老いとき」の編集に当たって




みなさん、如何お過ごしでしょうか。管理人の越褌(えつこん)です。

さて、読者からの質問で一番多いのは「更新作業って何しているの?」と

いうもので、これは前回、そのあらましを書きました。

次に多い質問は、「老いのときめきの方針ってあるの?」です。今回は、

このことについて、思うところを少し書いてみたいと思います。

 

当サイトでは、編集方針と言うほどの格式ばったものはありませんが、大

切にしていること、そのために日頃、気を付けていることは幾つかありま

す。

 

まず、編集に当たって肝に銘じていることは、この道の人たちが「安心し

てゆっくりとくつろいで頂けるようなサイトでありたい」ということです。

このサイトは、文章力、表現力を競う場ではありません。写真や挿絵など

についても芸術性や技術力を競う場でもありません。いわんや議論する場

では決してありません。

また、衆道というか、男色というか、そのことの権利や社会的な地位向上

を訴えたり主張したりすることは、間接的にはあるかも知れませんが、積

極的に行なうことはしません。読者が個人の立場でそのようなご意見を投

稿された場合は、勿論、喜んで掲載させて頂きますけどね。

となると、「安心してゆっくりとくつろいで頂けるようなサイト」である

ためには、どういうことに気を付ければ良いのでしょうね。

 

私は、投稿されたものを掲載するにあたって、当然のことながら全てに目

を通します。読者のみなさんより一足早くみさせていただいています。役

得ですね(笑)。その際、文法とか誤字脱字などにはほとんど無頓着です。

目を通していて、その表現に違和感があると感じるかどうか、問題はそこ

ですね。判断基準は全て私の主観です。しかも、その主観は変化して行く

ものですから、これほどあやふやな基準はありませんね。一人でやってい

るのですから、こればかりはお許し頂きたいと思います(スミマセン)。

 

それでは、私が「違和感があるなと感じるもの」って、どんなものでしょ

うね。

 

写真や挿絵などにおいては、モロ出しは厳禁ですが、そうでなくても刺激

的で露出度の高いものはどうでしょうね。若者ならいざ知らず、多くの熟

年のみなさんからは敬遠されがちですので、「老いとき」としては要注意

ですね。ここに、掲載に当たってのヒントがあるように思います。

投稿して頂いた写真や挿絵などは、そのような違和感があると感じても、

最初のうちはそのまま掲載することにしていますが、作者の方と信頼関係

が築けた頃には、それとなく軌道修正をお願いしています。

ほとんどの場合、快く配慮して頂けますが、時として反発を招き、去って

行かれる作者もおられます。その時は本当に申し訳ないと思うのですが、

仕方ないものと思っています。

 

小説や体験談などはどうでしょう。こちらはそんなに気を遣わなくても良

いのではないでしょうか。

小説や体験談には際どい露骨な描写がたくさん出て来て、私などは、思わ

ず興奮してしまいます。とても興奮する所為か、読者の中には、小説と体

験談しか読まない、という方もたくさんおられるようですよ。どうしてで

しょうね。

小説や体験談は、基本的には文字だけですので、「テレビとラジオの違い」

の如く、想像が膨らみ、読者が自らの体験とか好みを織り交ぜて、ご自分

だけの世界を自在に膨らませることが出来る・・・、そんな所が好まれて

いるのではないでしょうか。そんな気がします。

主人公や、その人を取り巻く登場人物の顔、声など、想像するのは読者の

勝手ですものね。あのときの人、このときの人、あの顔、この声、あの癖、

この匂い、・・・。下手すれば、登場人物の年齢や風貌でさえ、読者が勝

手に自分好みに変えてしまうことも出来ますものね。

そういう意味で、小説や体験談は歓迎ですね。書く方は大変だと思います

が、体験談などは出来るだけ多くの方からお寄せ頂きたいです。

 

その他のジャンルの作品については如何でしょうね。例えば、イラストは

挿絵もそうですが、原色はできるだけ控えて頂いて、落ち着きのあるもの、

想像力を掻き立てるようなものにして欲しいですね。狂歌やお遊び俳句は、

何でも構わないのですが、攻撃的なものや気が滅入るような表現は避けて

頂きたいですし、また、エッセイにしても、ご自分がどう生きて、どう感

じているのかを淡々と綴って頂ければ読み易いですね。日記代わりにして

頂いてもよいでしょう。

また全般について言えることですが、この道のこととは、全く無関係なこ

とでも問題はないのですが、できれば一行だけでも、あるいは一言だけで

も、「老いとき」らしい味のある表現を入れて頂ければ有難いですね。

 

こう書いてみると、全ては私の主観のまま、感じるまま、ということにな

りますね。こんなこと、許されるのでしょうか。

プライベートなサイトですから構わないと開き直るつもりはありません。

みなさんに可愛がって頂くためには、私の主観がフラフラせずに安定した

ものにする努力が大切だと思っています。そのためには、書き手と読み手

の皆さんから率直なご意見を是非お願いしたいと思う次第です。

 

この「越褌の連れ連れなるままに」は、投稿数が少ない時に載せるつもり

で、少しずつ書き貯めているのですが、今回は、どうも締りのないまま掲

載することになってしまいました。

読者のみなさま、書き手のみなさまの参考になればとの思いを込めて書き

ましたが、書き手のみなさまの作品を、出来る限りそのまま掲載させて頂

く気持ちは変わりません。自由に伸び伸びと投稿してくださるよう、お願

いいたします。

どなたさまも、これからも「老いのとき」を、どうか宜しくお願いいたし

ます。

ありがとうございました。




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