葛飾のとらさんのエッセイ
 №4            .




初めての泌尿器科



私はこれまで大病をした事は無く、どちらかと言うと健康体の方だと思

っていますが、時々軽い症状の病気をしてきました。そのうちのいくつ

かを書いてみたいと思います。

 

20代の頃(お父さんとラブラブでしたが、すこし浮気心が出てきた

頃です)、風邪で高熱を出し数日間会社を休み、熱も下がり出社しよう

とした朝、夢精をした覚えは無いのにパンツが汚れていることに気づき

ました。いつもなら毎週水曜と土曜には可愛がって貰っていましたが、

何日もお父さんにして貰っていなかったので溜まった精液がしみ出した

くらいにしか思いませんでした。本来、夢精であればそれなりの快感が

あっても良いのですが、深く考えることなく、新しいパンツを履いて出

社しました。

会社の休憩中にトイレに行ったら、また、パンツが汚れていたので慌

てて個室の方に入り、薄暗い中パンツを脱いで手に取って凝視しました。

よく見るとパンツの汚れは細かな点々がぎっしりでした。

 

不安になる一方で、それまでの遊びを振り返ってみましたが、思い当

たるような節はなく何が起きているのか不安は増すばかりでした。無痛

だったのでより不安を煽りました。

 

会社から外出許可を貰い、電話帳で調べた泌尿器科へ行きました。途

中の電車の中で、もし性病だったら、原因は自分でなくお父さんの方だ。

でも、お父さんに限ってそんなはずは無い。とか、色々頭の中に悪い考

えばかりが浮かびました。

 

診察室で丸顔で薄い髪と眉毛のやさしそうな年配の先生にあれこれ聞

かれてからチンコを出すように言われました。何もない状況でその先生

にチンコを出すように言われていたら、嬉しさのあまりすぐに硬くなっ

ていたと思いますが、そんな状態ではありませんでした。

 

診察結果は高熱の後遺症による「尿道炎」でした。先に綿が付いてい

る細い針金のようなもので奥まで何回もきれいになるまで消毒して貰い

ました。抗生物質を頂き、しばらく毎日消毒に来るようにとの事でした。

 

不安が解消されたので、少し嬉しくなってお父さんに電話で話しまし

た。先生からは特に言われてはいませんでしたが、お父さんから、電話

越しに「それならしばらくできないね」と言われがっかりでした。

 

翌日からは会社帰りに消毒に行くのが徐々に楽しみになりました。タ

イプの年配の先生がチンコをつまんで、針金を何回も出し入れします。

時々痛みもありましたが、ゾクゾク・ワクワク感の方が強かったように

覚えています。

消毒時はカーテンを閉め、先生と二人きりだったので大胆になれまし

た。できるだけ丸椅子に浅く座り、両手を丸椅子につけ支えながら、後

ろに倒れない程度に股間を突き出した姿勢が最高でした。

ある時、診察前にあれこれ妄想をして、大きくしてから診察室に入っ

たことがありました。ところが大きくしたままだと痛みが何倍にもなる

ことがわかり、次からは別の事を考え、できるだけ大きくならないよう

に注意しました。それでも消毒が終わる頃には来た時より大きくなって

いますが、先生はいつも無表情です。何千本、何万本のチンコに接して

こられて羨ましい限りです。

 

一週間余りで炎症もおさまり、明日からは来なくて良いと言われたと

きは、少しだけ寂しくなりました。現在でも風邪を引いた後などに、尿

道炎になっていないか注意して観察します。今はネットに泌尿器科の主

治医の顔写真入り案内がたくさんあります。もしもの時のために、タイ

プの先生がいる泌尿器科を既にネットで調べてありますが、不幸にして

かかるような事はありません。

強いて挙げれば、小さいとか硬さが足りないとかですが、そういう場

合は殆ど実際に見たり触診しないと聞いています。

 

おわり










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