幸親父さんのエッセイ №1                        .








 腕枕されて寝ている俺が居る

 

 横を見ると静かに寝息を立てている親父が居た

 

 人生を物語る深い皺

 

 多くを語らず暖かく包んでくれる髭を貯えた口元

 

 俺を優しく見つめてくれる目

 

 手を伸ばしてそっと触って見る

 

 俺が探していた親父だろうか

 

 そんなことを思いつつ

 

 俺もまた眠りについた

 









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