S.T さんのエッセイ 28                  .




終焉(義父への思い)



今でも時々思います、あの時義父はどんな思いでいたのだろうと。

風呂から上がってきたら、いい歳をしたおっさんが下半身スッポンポンでベ

ッドに寝ているのを見て、驚いたでしょうね(笑)。しかも、その後

「ちんぼを触らせて」と言われたら、こいつはどうしたんだ? と普通なら

思いますよね。

グロテスクなモノを目の前に突きつけられて、気持ち悪かっただろうと今な

ら思います。なのに、何も言わずに触ってくれて、精を出すところまでやっ

てくれたその時の気持ちは……。しかし、その事は義父には聞けませんでし

た。

 

生涯に1度だけでいい、義父のちんぼに触りたい、と思っていて、その夢が

かなえられました。それだけで満足でした。

ところが、翌日帰宅した私を待っていたのは、妻の退院が1週間伸びた、と

いう知らせでした。それを聞いたとき真っ先に思ったのは、

『やった、これでまた義父に触れる。』でした(笑)。冷たい夫ですよね。

でも、命に係わる病気ではないので気が楽だったんです。

妻とのやりとりは、

「悪いね1週間退院が伸びちゃった。爺ちゃんをお願いね。」

「分かった、心配しなくていいから、養生してな。」

その後電話を替わった義父は、私以上に娘の体の事を心配していました。

 

2日後、娘は遅番でした、帰宅は11時近くになります。夕飯を済ませ後片付

けをして居間へ行きました。義父はいつものようにうたた寝をしています。

1度触っているから2度目は簡単に触れると思っていましたが、そうは行き

ませんでした。なんて言って触ろうか、この前は許してくれたけど今度は怒

られるのではないかと考え、なかなか手が出せません。

しかし、欲望が理性に勝ち、思い切って腰に触りました。すると、目を開け

た義父が、

「どれ、おめえを気持ちよくしてやるか。」と言って起き上がったのです。

そんな風に言われるとは思っていなかったので驚きました。先ほどまでの緊

張感が一気に消え、下半身が充血してきます。すぐにティッシュを用意して、

下半身を露出しました。

「若いな、もう大きくしてるんか」と言いながら、先日と同じように擦って

くれます。しばらく擦っていると、

「こんなんで気持ちいいのか、こんなのよりオマン○の方が気持ちいいと思

うがな、○○(私の妻)が退院してきたら嵌まりつけばばいいんだ。」

と、謹厳実直な義父らしくない事を言います。心の中で『○〇にはもう20

も触ってないんだから、今更無理だよ。それに俺は男が好きなんだから』と

思っていました。

「俺は、おやっさんが好きだから、おやっさんに触って貰えるだけで嬉しい

の。」と答えました。しばらくして

「おやっさんのも触らせて」と頼むと、ちょっと嫌そうな顔をしましたが、

ベルトを緩めてズボンとパンツを下げてくれました。蛍光灯の下で見る義父

の股間は、陰毛はまばらでしたがところどころに黒い毛もあります。こじん

まりとしたモノに顔を近づけます、匂いがします、口の中に入れると独特な

味もします。それらの全てが愛しくて夢中になってしゃぶりました。

しばらくしゃぶっていると、義父の鼻息が荒くなってきました。

「感じる?」と聞くと、

「ああ、感じるが、それだけだ」と覚めた返事です。もっと気持ちよくして

あげようと思い、しゃぶり続けました。やがて肩をトントンと叩かれて、

「もういいだろう。」

もっと、しゃぶっていたかったけれど、アキラメて口を放し身体を起こしま

した。義父が私のモノに手を伸ばして擦り始めました、

「ねえ、唾を付けて」と頼むと、なんと顔を近づけて先っぽに唾をたらしま

した。そしてぬるぬるとしたモノを擦り始めました、さっきより気持ちよく

て思わず声が出ます。

「気持いいよ、出るよ」

その声で、手を早く動かします。やがて絶頂の時を迎え、義父が手にしたテ

ィッシュの上に放ちました。

 

それからも何回か義父のモノを触りました。時には、

「こんな年寄りのを触って、楽しいんか?」と、怒気を含んだ声で言われま

した。

「こういうことは嫌いだ。」とも言われました。『おやっさん、ごめん』と

思いながらも、触ることを辞められませんでした。

 

義父はどんなにか不快な思いをしていたでしょう。怒りながらも、触ること

を許してくれ、そして必ず私のモノを擦って放出までいかせてくれました。

どんな思いだったのでしょう、今となっては、推測の域を出ません。

 

そんな関係に、突然終焉の時がやってきました。

それまでは、家族のいない時に手を出していたのですが、10日以上触る機会

がなく、もう1度触りたい、という気持ちが強まっていました。

『このまま、触るのを辞めよう』とも思いましたが、つい手を出してしまっ

たのです。

妻と娘は夕食後に台所でテレビを見ています、ほとんど居間には来ません。

その日も2人は台所でテレビを見ていました、そこで安心して義父に手を出

したのです。コタツに横になってテレビを
2人で見ていましたが、向きを変

えて義父の横に行きました。その時点で義父は私が何をしようとしているか、

分かったと思います。

そろそろと布団の中で、手を股間に持っていきました。しばらくズボンの上

からなぜていると、トントンと、手の甲を叩かれました。

軽く叩かれたのですが、強い意志を感じて思わず手を引っ込めました。義父

は起き上がるとしばらく何かを考えている風でしたが、やがて立ち上がると

部屋を出ていきました。

背中で語るとは、こういう事なんだなと思い、何も言えませんでした。背中

に向かい心の中で

『今まで苦しめてごめん』と、謝りました。

 

今でも、不思議に思う事があります。いつ義父がスマタを経験したのか、そ

のことをなぜあの時私に言ったのか…。

(終わり)











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