すばるさんのエッセイ №6               .




土いじり(陶芸?)



終の住処と決めた山奥に暮らして3ヶ月が経った。ストレスでがんじがら

めだった頃の血圧は節制生活していたのにもかかわらず145/90と最

悪の数値だった。最近は120/75と嬉しい数値が続いている。この炭

焼き小屋のような終の住処には陶芸窯が設置されていて、30年ほど前に

少しかじった記憶を頼りに焼き物を始めた。土をいじっているとその感触

に癒され、造形されていく過程が実に面白い!焼いてみないと実際の所は

わからないが自分の意図と自然のやり取りはとても面白いものがある。土

いじりはお百姓さんのそれとは違っているが、人間の生活の原点には違い

ないように思う。今は土をこねて子供の粘土細工のような事をしていて、

あら気がついたら立派な陽恨を撫で撫でしていたりして、ついつい本能が

出てしまって苦笑いしたりしている。「老いとき」のみなさんの中で陶芸

を趣味している方がいらしたらぜひお友達になって、土いじりの真髄を伝

授して欲しいと思っている。夜には薪ストーブの前でお酒を舐めながら、

こんな素敵な生活があったのなら、ぜひ元気で長生きをして残りの人生を

ゆっくりと楽しみたいとつくづく思うこの頃です。










トップ アイコン目次へもどる      「エッセイ一覧」へもどる
inserted by FC2 system