太平 燕 さんのエッセイ 1               .




希望をもって







熊本地震で震度72回受け自宅は1度目で1階の柱は傾きながらも持ちこた

えていましたが、
2度目で倒壊しました。倒壊した家の殆どは2回目の地震

が多かったのではないでしょうか。

避難所で車中生活を
2週間ばかりしていました。そしてテント村生活をし

ています。車中生活よりも足が伸ばせ自由に動けて極楽です。快晴の日中

はテント生活は暑くて無理ですので、館内にいます。テント生活も今月末

で閉鎖、その後は未定です。

心が折れそうな時もありますが、野鳥のさえずりとともに、阿蘇の外輪か

ら朝日が顔を見せてきます。希望を捨てずにこれからも生きていかやんか

らですね、へこたれんで頑張ってますけん。

地震が
2回来るとは思いもよらず、1回目の地震の翌朝に家の中に入り、柱

は傾き今にも崩れそうでした。それで手近にあるものだけ持ち出す事がで

きました。その
1つがカメラでした。座敷を見ると仏壇がは背中を向けて

いて、壁は崩れていました。ゴメンなと一言いって、その場を立ち去りま

した。瓦礫を撤去するときに、必ず探します。

両親の位牌を。

 

最後になりましたが、多くの救援物資を本当にありがとうございました。

 

阿蘇や神宮やお城もだいぶ痛んでいるのを実際に見に行き実感しました。

どうかそんな傷んだ姿でも見に行ってやってください。

太平燕










トップ アイコン目次へもどる      「エッセイ一覧」へもどる
inserted by FC2 system