たんぽぽ爺さんのエッセイ 1               .




秋を探しに


(1) 悲しい恋なら何の花







 彼岸花が一輪だけ咲いているのを見つけました。早咲きでしょうか。

それでふと浅川マキの歌が口を注いで出ました。

秋の彼岸までもう少し。彼岸を過ぎたら少しは秋らしくなるでしょうか。

早く涼しくなってほしいものです。

今年の暑さには、ほとほとまいっています。連日、ボーッとしたまま過ぎ

ています。痴ほうの初期かと考えますが、だからと言ってどうなるもので

もありません。

 先日のことです。寝たまま横着な体制で襖を閉めようとして、グキッと、

右肩を痛めてしまいました。
(秘めごとをしてたわけではありません。)

じきに治るだろうと湿布を貼ってたのですが一日経ち二日経っても少しも

よくなるどころか腕を少し上げようとするだけ
で痛みが 走ります。

左腕が少し不自由なものだから、両腕が上らず、シャツひとつ着るのさえ

ウンウンと汗をかいて必死で首を通す有り様でした。

「こらアカン!」と、三、四日目に観念して整形外科に行き診てもらった

ら、炎症を起こしてるということでした。

肩の注射と薬と温湿布で、一週間ほどで ほぼ治ったのですが、齢のため

完治が遅いのか、グリグリとした違和感が残りました。

 それから今度は眼医者にかかってしまいました。こちらもたいした病気

ではなく一週間ほどで治り、ホッとしています。

こんなことも齢をとったせいでしょうか。齢をとるとある日突然に病が出

ることがあると聴きます。

日頃から病気の小さなサインを見落とさないように気をつけたいものです。

病気予防のためにも食事はとても大事で、季節の野菜を中心に摂るように

しています。

今は、茄子、トマト、シシトウ、ピーマン、オクラなど毎日のように食べ

ています。茄子は皮ごと焼いたのを。皮が良いようです。血管を丈夫にし

てくれるとか。

ピーマンも。新しく若いのは生で、柔らかい種も。オクラも生で。あのネ

バネバが良いようです。ヒヒヒ

アルコールばかりは止められず、どうしても晩酌に喉ごしを求めてしまい

ます。今しばらく節制した方が良いのだけど、夕飯時は一日の楽しみでつ

いつい飲んでしまいます。

禁酒はもう何回したか忘れましたよ。飲み過ぎないようにだけは気をつけ

ています。

こんな毎日で、惰性に流されっ放しではいつまで経っても先へ歩けないの

で、心にムチ打って、と言う気持ですね。

 これではいけないという思いで、気の向くままチンポの剥くままあちこ

ち歩いて、秋を探しに出かけている此の頃です。

立ちションするとき、これも齢のせいか、小便の勢いが以前より弱くなっ

たように思います。暑さでミミズが干からびていました。




 夢に見るたび ふるさとは

    ああ 日毎夜毎に遠くなる

 

 あつけなき愛のポキリと彼岸花

 

 色褪せし昔の恋や彼岸花

 

 彼岸花さおに掛からず落つふどし

 

 彼岸花まらの鈴口あかあかと

 

 放尿のまら黒々と彼岸花










トップ アイコン目次へもどる      「エッセイ一覧」へもどる
inserted by FC2 system