源吉の女房  .



                                      桃色の越中 さん 


主な登場人物

徳田源吉 65歳 理髪店経営者  血液型O

徳田紀子  60歳 源吉の妻    血液型A

徳田京子 30歳 源吉の一人娘  血液型O

須田昭夫 35歳 会社員     血液型B

須田文子 58歳 昭夫の母    血液型O

 

※筆者 桃色の越中 63歳    血液型O




その1  .



須田昭夫は、高校卒業後青森県から上京し、東京都八王子市の大手電気メ

ーカー
T電気製作所に入社し17年の歳月が流れていた。今だ独身で八王子

市内のアパートに一人暮らしをしていた。そんな昭夫に唯一の楽しみが有

った、競馬を趣味としていたのだ、競馬と言ってもあまりのめりこむと、

身の破滅を招くので、年に数回の
G1レースだけに限られていた、馬券は

新横浜駅前の
JRA場外馬券場を利用していた、ある日の事馬券を買い終え

た帰り道に、新横浜駅前にある貸し店舗ではあるが、比較的に大きな理髪

店が目に留まった、髪の毛が伸びすぎていたので調度よかった、又入り口

が庶民的で入りやすい感じがしたので、早速入ってみることにした、店内

を見回すと、理容師さんは
8名、あと会計係の小母ちゃん一人が働いてい

ました。店内には順番待ちの椅子が
10台ほどあり、調度運よく10番目の

椅子が空いていたので座ってみた、しばらく理容師の様子を伺っていたが、

一番右端の体格の良い理容師が目に留まった、小柄小太りでメガネを掛け

ていて丸顔でさらに前頭部の髪の毛が薄い、いわゆるゲイの世界では超美

人と評されるタイプである、どうやらこの理容師がこの店のマスター(店

長)であることに気づいたようである、実は昭夫は
6歳の時父親に先立た

れ、妹二人と母親の文子に女手一つで育てられて居るせいか、父親の愛情

を知らず父性愛に飢えていたので、このマスターが父親のように思えた、

昭夫は今日は何としでも、散髪をマスターにやって欲しいと願っていたが、

残念ながら順番がまわってこなかったようだ。



                                                     続 く 





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