股爺さんの短歌/川柳 27                  .




川柳もどき(8) 盛夏のじっちゃん



〈川柳〜高気圧G〉

 

  シボのシャツ 汗に透けてる 日焼け爺

  菅笠の 稲田見回わる 里山爺

  炎天下 ニッカの労爺 赤銅いろ

  うなじ汗 生成りのスーツも ポチャ駅長

  絽に透かし 菩提寺方丈さん もち肌を

 

 

今朝は涼しく、愛犬の柴をお供の散歩では長袖でしたが昼にはもう夏日。

猛暑・劇暑・酷暑が続き、恐ろしかったですが勝手なもんで、涼しいまま

でしたら、それはそれで寂しいです。

過日のお江戸下町の老け・蔭間茶屋??では「高原列車は行く」「長崎の

鐘」「キャンプ小唄」「愛国の母」「見上げてごらん夜の星を」「ふるさ

との話をしよう」などを歌い、或いはねだって聴きましたが、週明けには

毎年、相も変わらず「海ゆかば」「星の流れに」「かえり船」「青い山脈」

「鐘の鳴る丘」など歌い、あるいは歌友に所望することでしょう。下旬に

なれば「誰もいない海」や「夏の日(森高千里)」などを。

ある合唱団に所属されてる色艶発散・完熟超モテ爺ちゃんはすでに「小さ

い秋」の練習に入られたのだとか、です。

正月の一夜飾りじゃないですが、迎え盆の前日に墓所の俄か掃除と、ご先

祖様を迎える家の草取りを
"チャチャチャっと"済ませて、裏の小屋の内鍵

閉めて、スッポンポンになって、ビールを飲み干す。堂々とスッポンポン

になるための、血の滲む努力を怠ってます、だらしない股爺にございます。

 

 

〈狂歌〜爺専バーの止まり木〉

 

  台風を 前に出掛ける 浅草へ

        匂いたつ色香 ふどしに半纏

  意気投合 好みの爺ちゃんと 肩を組み

         歌いつムギュー 擦れ透くステテコ

  もれチン翁 ゆるふん翁と カウンター

          なでなでキッス 閉店間近か

  あの爺が 来るとイソイソ 出掛けたが

         フェークニュースに 怒らず別爺と

  避難所で インタビュー受く 爺ちゃんに

          一目惚れして スグ録ボタン

(おしまい)

2017.8.12










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