白日夢




                                      昼顔 さん 



第十章 嗚呼・・・エネマ・・・



妻の手に依って尻肉を割られ拡げられた私は、静寂の中に唯一低くうねる

自身の喘ぎの中で菊座を晒していました。顔を寄せる気配が、代わる代わ

るの気配は判りました。吐く息も感じていました。力強い息もあれば、そ

っと吹き掛ける息も・・・。

 

「ね、昼顔さんって、殿方のものを完全に埋没された事は無いって仰って

たけど・・・半分程だけを数回と仰ってましたけど・・・これって、そう

なの・・?」と、上田御夫人の志摩さんが呟く声が聞こえました。「うん、

視た感じでは・・・」
「昼顔さんが仰ってた事は本当だと思う・・・視

た感じでは」と、甲斐さんが志摩婦人の呟きに応えていました。「あら、

ヒクヒク為さってる・・・」と松本御夫人の綾香さんが呟く声が聞こえま

した。「あら、ホント、アヌスのヒクヒクばかりではなく・・・ペニスも

ピクンピクンと・・・」と二人の御夫人が囁き合っていました。「恥ずか

しいわねえ、貴方」と妻が煽りました。

 

「ねえ、ねえ、ペニスやアヌスの観賞だけ??」 「緊縛・・・は為さら

ないの?
吊ったり鞭打ったりは??」と甲斐御夫人の志津さんが皆に質

す声が聞こえました。「まだまだ時間はありますし、それに今日一日限り

とは考えていませんし」
「昼顔さんも口では厭と仰っても身体が・・・

自然とこの土蔵に向わせるでしょうから」
「今日の処は先ずは検分、昼

顔さんの心の奥底と身体の検分」と、主宰氏の先生が笑いながら答えてい

ました。

 

「何か希望があったのかな??」と甲斐さんが質し、「花と蛇って云う映

画・・・杉本彩主演の
SM映画・・・あんなシーンに至るのではと思って

ました・・」と答える志津御夫人に、「御覧になったの??」「磔にされ

たり吊られたり・・・」「ワタクシも観ましたわ」と奥様達が返しました。

「利尿剤が入ったお水を・・・多量に飲まされ強制排尿のシーンもありま

したわねえ・・」と御夫人の一人が呟くと、「・・・・・昼顔さんは・・

・スカトロはお好みではないと僕は見ています」と主宰氏が返しました。

「うん、僕もそう思う」
「この体位だったら浣腸・・・直ぐにでも出来

るんだけどね」と上田さんが呟きました。

 

「お浣腸・・・此処で為さったりも・・??」と奥様の一人が呟くと、「

ええ、時折は」
「道具は揃っていますから・・・ガラスシリンジの大き

な浣腸器やイルリガートル、高圧浣腸用とか・・・アヌスストッパーやバ

ルーンも」
「グリセリン原液もありますから希釈濃度は如何様にも」と

主宰氏に取って代わるように男性陣が口々に答えました。「ですが・・・

今此処では・・・もう少し昼顔さんの事を見極めてからにしましょう」


「今日一日限りではないのですから」と主宰氏は皆に言い、「ね、そうし

ましょう」
「それで良いでしょう??」と私に問い掛けました。私はホ

ッとすると同時に、後ろ髪を引かれる(?)思いも少しはありましたが、

声は出さず小さく頷いて答えました。

 

浣腸を施術され、それも多量に、そして迫り来る排泄感に必死で堪え悶え

苦しむ時は、きっとエクスタシーの時を迎えた苦悶の表情にも似ているの

ではと、ならばその苦悶する表情を、身悶えする姿態を、皆さんに視られ

たい、お視せしたいと、私はそう思う部分が少しはありました。排泄時の

事は考えませんでした。頭には浮かびませんでした。唯只、苦悶し喘ぐ表

情を視られたい、見詰められたい、排泄の御赦しを得る為の懇願する態を

・・・ただ其れだけでした。

 

受けてみたい・・・浣腸を施されてみたい・・・ 戯れに、家人が留守中

の浴室で自身で注入した経験は幾度もありました。男との逢瀬、褥を共に

する前の心掛け、ウケの心得、身体の準備としての洗腸が目的でした。粗

相をしてもいいように、そして浴室なるが故に全裸になり、仰臥して両脚

を高くあげ大きく開いて自らで刺し立てました。使い捨てのプラスティッ

ク製浣腸器、容量は500
mlでしたが、ピストンを押す時には不満感があ

りました。ピストンを押すのは、注入するのは責め手さん・・・そう思い

ながら自身でピストンを押しました・・・。



                                                     続 く 









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