愛しの寅さん


                                         ともしび さん 


その5


入ったよ!と言うと驚いた顔をしていたが、別に痛いとも言わなかった

ので、やはり日頃から玩具を入れているので身体が慣れているのだと思っ

た。

それでも、生まれて初めてチンポを入れられたので身体が拒否反応を示

すと困ると思い、少しの間そのままで動かないようにしていた。

慣れているウケなら身体に捕まらせてからゆっくりと抱き上げるが、相

変わらず緊張したままなので、暫くは静かに抱いたままおっぱいを舐めた

り、軽く甘噛みして身体の緊張を解す事にした。

やっと緊張が解れたようで顔がほんのり赤くなったので、腰を抱えてか

ら首に掴まらせてゆっくりと抱き起こした。

その後は太股の上に座らせてピッタリと肌を合わせていた。

何時もはべてらんの ウケばかりを相手にしているので、ウケの注文に

応じてピストンをしたり、入れながらおっぱいを舐めたりしているが、初

釜は久しぶりなので如何にして緊張を解すかに神経を遣った。

今回は肩の痛みを何とかして欲しいという話だったので、何時もは殆ど

やる事のない茶臼にした。

そうすれば、お互いに顔を見られるのでウケの方も安心するし、肩のマ

ッサージだけなので、片手で軽く指圧をするだけで良いのでとても気が楽

だ。

少し落ち着くまで静かに身体を前後に動かしながら暫く様子を見ていた

が、気持ち良さそうな顔をしていたので、バスタオルを肩に掛けてマッサ

ージを始めた。

何時もならセックスの後でマッサージをするが、今回は肩が痛い!と言

っていたので、セックスをしながら肩と背中のマッサージをする事にした。

最初は両手でしっかり捕まっていたが、それではマッサージが出来ない

ので、痛む方の手を外させ、片方の手も力を入れずに軽く捕まるように言

って、空いている手で身体を支えながらマッサージをしていたらとても驚

いていた。

それもその筈、今まで色々な男と寝たが、セックスをしながらマッサー

ジなどした事などないので、自分自身にとっても初めての体験だったから

だ。

自分の尻の穴にチンボが入っているのにも関わらず、相変わらず緊張し

たままだったので、時折り、マッサージをする手を止めておっぱいを摘ん

だりチンポを扱いたりしていたら、その度に尻の穴を締め付けるので、と

ても気持ちが良かった。

何時もならセックスとマッサージはきちんと分けているが、今回は図ら

ずもセックスをしながらマッサージをするという、とても変則的な形にな

った。

今まで色々な事をやっては来たが、こんな事は初めてなのでどこまで持

つかな?と思ったが、何とか気を抜く事なく続けられたので助かった。

それと言うのも、丁度、枕元に時計が有ったので、それを見る事によっ

て時間の配分が出来たからだ。

チンボをしゃぶられながらマッサージをした事は何度もあるが、セック

スをしながらマッサージをする事になると夢にも思わなかった。

その為、寅さんがまた寝たいと言えば、この次もこんな変わったセック

スをしてみるのも悪くないな?と思った。

仕事で一日振り回され割にはあまり身体の疲れもなく、気分的にもかな

り良かったので、寅さんに悦んでもらう為にも少しでも長くマッサージを

してやろうと思った。

寅さんも気持ちが良いのか、時折り尻の穴を締めて来るので、それがと

ても気持ち良かったが、緊張が解れてくると当時に、次第に身体の力が抜

けて来たので、とてもマッサージがやりやすくなった。

電話で話した時も、もし出来たら入れて欲しい!と言っていたが、まさ

か、初釜だとは思わなかったので驚いたが、これだけ感度が良ければ今後

はウケとしての愉しみが増えるのではないかと思う。

最初はかなり緊張していて身体が硬くなっていたが、チンポを入れてい

る内に、身体の力が抜けたようで完全にもたれ掛かって来たので、此処ま

で力が抜ければマッサージもやりやすくなるし、身体の中から徐々に這い

上がって来る快感に酔いしれるのも時間の問題だなと思った。

時折、声を掛けてはいたが、次第に意識がもうろうとして来たようで、

直ぐには返事が返って来なくなった。

最初の内はかなり堅かった筋肉もマッサージを続ける内にかなりほぐれ

て来たので、これなら暫くはあまり痛みに悩まされる事もないかな?と思

った。

少し疲れたので、脚を伸ばしてからベッドに倒れ込んだが、両手で支え

ていたので、驚かす事はなかった。

然し、突然!腹の上に乗せられたかと思ったら、今度は下から突き上げ

られたのでこれには流石に驚いた様子だった。

その顔を見て、とんだ初釜記念日になってしまったね!と言ったら、「

とても良い思い出になりました、でも、何となく怖い!」と言ったので、

それが本音なのかも知れないと思った。

これが、昼間なら自分自身もっとゆったりとした気持ちで接する事が出

来るので、もっと激しい事をしているが、寅さんも初めてだし、自分も仕

事で疲れているのでほんの少しで止める事にした。

それにしても、此処まで感度の良い小父さんなら、本気で虜にする気に

なれば一時間も入れていたら簡単に落とせるが、それでは後々小父さんを

苦しめる事になる。

タチの自分には判らないが、ウケによっては一週間も余韻が残っている

とそれだけで気持ちが落ち着かなくなり、色々と支障が出て来るからだ。

何年か前に初釜の相手をした男は毎日メールを寄越しては早く入れてく

れと言って来たので、仕事や他の男との約束もあり、頭を悩ます事になっ

た。

それは、初めての体験があまりにも強烈だった為だと思うが、寅さんも

初釜なので、暫くは余韻に苦しむ事になるかも知れない。

そんな事もあり、最初からあまり強い刺激を与えるのもどうかと思って

40分で切り上げる事にして声を掛けたら、力のない声で、「身体に力が

入らなくなってしまった」と言った後、自力で立ち上がる事が出来ず、「

腰が抜けた」と言った。

何年か前にも駒込で「腰が抜けた」と言われた事があるが、その時は仰

向けに寝かせたまま1時間近くも静かにピストンをしていた。

今回はマッサージを中心に考えていたので、ピストンは止めて茶臼にし

たが、やはり慣れていないので刺激が強すぎたのかも知れない。

少々やり過ぎたかな?と思ったが、取り敢えずベッドに寝かせてからチ

ンポを抜いたら、未だ萎えていなかったのでズボッ!という音がした。

これには流石に驚いた様子だったが、尻の汚れをティッシユで拭いた後、

抱き抱えて風呂へ連れて行った。

風呂の縁に捕まらせてから再びベッドへ戻り、汚れたバスタオルを片付

けて風呂へ戻ると一足先に浴槽に浸かっていたので、桶に風呂の湯を汲ん

でチンポを洗った後、浴槽に入って優しく抱きしめた。

あまり長く浸かっているとマッサージが出来ないので、早めに風呂から

出して身体を拭いてやり、再びベッドへ追い立てた。

ベッドに戻ると仰向けに寝ていたので、ガウンを持って行き、羽織らせ

た後、横向きにさせて太ももの上に頭を乗せるように言った。

これは、電話で約束したようにチンポをしゃぶらせながら背中のマッサ

ージをする為だが、熱心にしゃぶってくれたので、あまりの気持ちよさに

思わず声を上げそうになった。

心配していた肩の痛みもかなり良くなったようなので、脚のマッサージ

をしたが、自分が思っていた以上に疲れを感じたのでしっかり教え込まな

くてはならないと思った。

力加減を教えるのに何か良い方法はないかな?と思ったが、何も思い浮

かばないので寅さんのチンポを軽く握りながら、せんずりを扱くと時にチ

ンポを握るくらいの力で脚のマッサージをするようにと言ったら、素直に

頷いていた。

元々真面目な人なので、恐らく自宅に戻っても教えたように無理のない

範囲で続けてくれると思う。

マッサージが終わった時、「出さなかったけどいった」と言ったので、

まさかと思ったが、初釜でそれだけの体験をしてしまったらもう二度と後

戻り出来なくなってしまうなと思った。

ベテランの場合は時として射精はしなくても頭の中でいった!という気

持ちになる事もあるが、今まで一度として初釜の相手から言われた事がな

いので、今後はもっとしっかりリードしてやらないと精神的におかしくな

ってしまうと思った。

肌の温もりを感じていたいと言ったのを思い出したので、ホテルを出る

までほんの少し時間があったので、体重を掛けないようにしながら身体の

上に乗ったら、「人肌の温もりを感じる」と言って喜んでいた。

寅さんも初釜なのでかなり疲れたとは思うが、それでもホテルに入った

時よりも良い顔になっていた。

恐らく、今まで味わった事のないセックスの悦びを知る事によって、ほ

んの少しだが人生に新たな歓びを見つける事が出来たのと同時に、マッサ

ージをした事でそれまで苦しんでいた肩の痛みから解放されただけでなく、

少しは身体も軽くなったので魅力的な顔になったのではないかと思う。

初釜は過去に何回か経験しているが、自分は何も感じなくてもウケの方

は暫くの間、余韻に悩まされるようなので、寅さんもそうならない事を願

った。



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