恋の鐘




                                         筑紫俊一郎 さん 



【 4.新緑のむせる匂い 】



 小暮と逢ってから2週間が経過した。毎日のようにメールで話している。

いつもお互いにメールではハートマークを最後につけて、“愛しているよ!

チュウ」と書き合った。小暮から、”今度の土日で空いている日はないで

すか?“とメールが来た。

“空いていますよ。こーちゃんの都合の良い日でOKですよ”とメールを

返した。

“それでは、明後日の土曜日に逢いましょう!この前の場所でこの前の時

間でOKですか?”

“了解しました。楽しみにしています”

 土曜日の朝、井坂はギンギンの朝勃ちの中で目が覚めた。きっと、深層

心理の中で今日のデートがあるのだろうなと思った。

 小暮も井坂に逢うのが楽しみで、昨夜は早く寝床に入ったが眠れなかっ

た。井坂の身体、チンボ、アナルと次々に思い出された。結局眠りについ

たのは2時を超えていた。

 翼の像で逢って、構内のお店で弁当とコーヒーを買ってホテルに入った。

「こーちゃん!暫くぶりでした。早くお会いしたかったです。今日はゆっ

くりと楽しみましょうね。」

「私も逢いたかったですよ。昨夜も今日のことを考えると眠れなくて困り

ました。」

「私は酒を飲んでいたので寝たのですが、今朝はまた早く目が覚めて、結

局そのまま起きていました。」

先ずは裸になってシャワーを浴びてコーヒーを飲む。素っ裸同士というの

はリラックスできるものである。

「こーちゃん!今度ゴルフしましょうか?」

「良いですね。私が車を出しますよ。何処か行きたいコースがありますか

?」

「何処でも良いですよ。こーちゃんがご存知の所で・・・こーちゃんと一

緒なら楽しいでしょうからね。」

「いーさんと泊まりで行っても良いですね。地方なら泊まりも安いからね。

高崎の辺りなら1泊2食付、ゴルフ付きで
1万円一寸でOKですよ」

「それなら良いですね。ずっと2日間こーちゃんと一緒にいられるからね

。」

「そろそろ横になりますか?」と小暮はベッドに導いた。井坂は小暮の身

体に覆いかぶさって、乳首から次第に下へと舌を這わせた。小暮はじっと

目を瞑って快感を味わっている。

「いーさん!気持ち良いよ!」

「今度はいーさんを愛撫するよ。まだ、いーさんの性感帯が解からないか

ら、気持ち良かったら言ってくれる?」と舌で愛撫する。

脇の下、お腹、チンボ、アナルに舌を這わせると善がり声を発する。乳首

は余り感じないようである。

「いーさん!余り乳首は感じないの?」

「余り感じない。どうしたら感じるの?」

「訓練不足だね。(笑)感じない人が可哀想。私はチンボよりも感じるよ

。」

「今度、お風呂に入ったら自分で乳首を愛撫して見ます。」

休憩を挟んで何度も愛し合った。井坂は若いので途中で少し発射した。二

人のフィニッシュは兜合わせであった。小暮は善がり狂う井坂の姿と立派

なチンボを見て擦りながら同時に発射した。小暮の精液は少し飛んだ程度

だが、井坂の精液は仰向けに寝ている顔まで飛んだ。

今日も、二人は居酒屋で檸檬ハイ3場合ずつ飲んで別れた。

翌日、小暮は何処でゴルフをしようかと思案した。関越道なら高崎近辺か

伊香保近辺、常磐道ならゴルフ場は多いけど温泉地は福島まだ行かないと

ならないし、東名なら伊豆に行ったら温泉は多い。悩んだ挙句に比較的安

い那須方面を企画した。朝6時頃半頃に上野で井坂と待ち合わせて、那須

でゴルフをして、温泉に泊まって翌日帰るというコースである。早速井坂

に連絡した。

「いーさん!連休後だから空いていたよ。金曜日出発で一応ゴルフ場も宿

も予約しました。」

「ありがとうございます。楽しみにしています。」



                                                  続 く 









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