マール爺と忠犬ブブの華麗な旅



                                         KE爺さん 



(4) ハワイにて



ここはハワイのヌーディスト海岸にある「ホテル・グランパ」ハワイ店の

プライベートビーチです。

暮れなずむ太平洋に向かって、マール爺とブブが静かに物思いにふけって

います。二人はお祭が終わった後の、あの寂しさのような感情に包まれて

いるのです。

 この三日間、「ホテル・グランパ」ハワイ店で、「老いのときめき懇親

会」が開かれ、昨日、終わったばかりなのです。

東京本店の越褌支配人をはじめ投稿者の皆さんが、日本各地から50名ほ

ど、このハワイに集まっていたのです。

最終日の昨日は、全員一糸まとわずのヌード・パーティが行われたのです。

「平成の光源氏」と言われる「マール爺」はもちろん、私「忠犬ブブ」も、

このパーティに参加したのです。

ブブがマール爺に言いました。

「マール爺、この三日間はとても楽しかったね」

するとマール爺は、遥かな沖合を見つめたまま、ポツリと言いました。

「うん、とても楽しかったね!特に昨日のヌード・パーティは、解放され

た気分になれて、とてもリラックスしたよ!」

「それにしても、投稿者の皆さんのチンチンは、みな大きかったですね!」

「フフフッ!ブブはよく見ているね!」

「面白かったですね!投稿者のチンチンは、投稿内容から予想した大きさ

とはだいぶ違っていたりして、人は見かけによらないものだと思いました

。」

「それは確かに言えることだ!」

「マール爺は、たくさんの投稿者と愛の交歓をしたのですから、誰が一番

大きいか、良く分かったでしょう?」

「そうだな、やはり横綱はいつも「小説」を投稿しているA氏だろうね。

わしのアナルにやっと納まったよ。」

「それでは、二番目に大きかったのは誰でしょうか?」

「大関は、いつも「エッセイ」を投稿しているB氏だろうね。」

「ほほう、あの小柄でスマートなB氏がねえ。人は見かけによりませんね

。」

「それでは関脇はどなたですか?」

「関脇はいつも「リラックス画」を投稿しているC氏だねッ!あの素晴ら

しいボディのとおりのチンチンだったよ!」

「アララッ!一度、賞味してみたいですねッ!それでは小結は?」

「そうだね、「小結」は「体験談」を投稿しているD氏じゃないかなッ!

 

そこへ越褌支配人が楽しそうに近寄ってきました。

「やあ、マール爺とブブ、この三日間、お疲れ様でした!」

「越褌支配人、たいへんお世話になり、ありがとうございました。とても

楽しかったですよ!」

軽く言葉を交わして、越褌支配人は遠ざかっていきました。

「ねえマール爺、ところで今の越褌支配人はいかがでしたか?」

「彼は「名誉横綱」だよ。とうとうわしのアナルに納まりきれなかったの

ですからね!馬もビックリするぐらいさッ!」

「ウヘェーッ!さすがですねッ!」

私ブブは、遠ざかって行く越褌支配人のキュッキュッと左右に揺れる大き

なお尻を、うらやましそうに眺めました。

「ところで、ブブや、チンチンは大きければ良いというものではありませ

んよ。」

「ヘェーッ!」

「愛の交歓は、チンチンの大きさではなくて、お互いの心の結び付きです

よ!愛し合う心の深さですよ!それが大切なのです!」

「ヘェーッ!でも、昨日のヌード・パーティでは、マール爺の目は、いつ

も大きなチンチンばかり追っていたではありませんか。」

「そ、そんなことはないさッ!」

「それでは、同じぐらいに愛している二人と出合った場合、チンチンの大

きい人と小さい人だったら、マール爺はどちらを選びますか?」

「そ、それはその場にならなくては、分かりません。たぶん二人一緒に愛

の交歓をするかもね!」

マール爺は、心の動揺を見せずに落ち着いて答えました。

「ところでマール爺、最近「風景写真」を投稿している「KE爺」はいか

がでしたか?」

「彼は自分では「中の中」と言っているが、まだ「十両」と言ったところ

だね!」

「なんだ、そうなのですか!見栄を張っていたのですね!粗チンなのです

ね!」

「でも硬度はすごかったよ!まるで高校生のようだったねッ!」

「アハハッ!それはきっと「シアリス」を飲んでいる証拠ですよッ!」

「なるほどねッ!でも、指づかいはステキでしたよッ!」

「彼は最近「ゴールドフィンガーの銀爺」というあだ名で、横浜の野毛あ

たりで、遊んでいるようですよ!」

「73歳だというのに、困ったものですねッ!」

 

 そうこうしているうちに、あたりは次第に暮れて行きました。

「ブブや、今夜は二人きりだね!」

「マール爺、「老いとき」投稿者の皆さんは、みな日本へ帰ってしまいま

したね。」

「それじゃあ、私達二人でハワイの最後の夜を楽しむことにしましょう。」

 

 さて、ここは「ホテル・グランパ」ハワイ店の一室です。

昨日まで、人の出入りでにぎやかだったこの部屋も、今はひっそりと静ま

り返っています。

「ピチャピチャピチャッ!」

淫靡な音が聞こえてきました。ブブがマール爺の大きくなったチンチンを、

丁寧になめているのです。

「ピチャピチャピチャッ!」

「アーッ!そこはダメッ!変になりそうッ!」

「ピチャピチャピチャッ!」

「アーッ!来るッ、来る―ッ!」

「マール爺、それを言うなら「イクイクッ」でしょうに?」

「ここはハワイッ!アメリカ式は「Im coming」なのさッ!」

「なるほどねッ!ピチャピチャピチャッ!」

「ブブッ!愛の交歓で大切なのは、チンチンの大小ではありません!愛し

合う心の深さが大切なのですよッ!」

「それじゃあ、マール爺とブブは、十分理想的なカップルですねッ!」

「Hなしの崇高な愛の形もあるらしいよッ!」

「ヘェーッ!俗人のブブにはとても耐えられないと思うけど…。」

こうしてハワイの夜は更けていきました。

                         (おわり)









トップ アイコン目次へもどる    「小説一覧」へもどる
inserted by FC2 system