マール爺と忠犬ブブの物語


                                         小柄な爺 さん 



(5) 常陸国(ひたちのくに)への旅



今年は10月にもなろうとしてるのに、まだ夏の陽気が続いています。

台風も各地に大きな被害をもたらしました。秋になりマール爺と忠犬ブブ

は、いつもグランパラダイスでの仲間の吉田哲二こと哲爺が週末、笠間の

福原に行くときに、今はキノコ狩りのシーズンだと聞き一緒に行くことに

なりました。

哲爺は陶芸を趣味として、彼の郷里の笠間に釜を持つほどでした。哲爺は

いつも作務衣を着ています。小柄で小太りで優しい目をしてるのでグラン

パラダイスでは人気がありますが、哲爺はマール爺しか目に入りません。

浮気はしないタイプです。

 

マール爺と忠犬ブブは朝早くJR 上野駅で哲爺と一緒に、スーパーひたちに

乗り友部駅で下車、そこで水戸線に乗り換え福原駅で下車しました。哲爺

が「マール爺!ここに常陸国出雲大社があるので御詣りしようよ

笠間市福原にある常陸国出雲大社に御詣りすることになりました。出雲大

社の御分霊を御鎮座、鎮座されてるこの福原の地は、日が沈みやすまる国、

出雲大社から、長野諏訪大社を通り、日が生まれる常陸国へと直線上で結

ばれているご神縁の地です。

常陸国出雲大社のご祭神「大国主大神」は幽冥大神と称し、死後の世界を司

る神としてのご神徳を持ちあわせています。

マール爺と哲爺は死後の世界でも楽しくやれよう祈りました。

春には有名なつつじの名所佐白山(笠間城跡)があります。

ここは心霊スポット、怪現象が起きる有名なところだけど、今回は寄らず、

来年またきましよう。

さあこれからキノコ狩りに山に入りましょう!山道を30分歩きました。

 

 

「マール爺!すすきがたくさんあるよ!ほら、ここに野菊が咲いてるよ!

白もあれば薄紫もあるよ。」

マール爺も「オミナエシとワレモコウもあるよ!」と興奮してました。

さあこれから山へキノコ狩りに行くぞ!、ブブも大喜び、森の中は静まり

帰り、中々お目当てのキノコが見つかりません。

最初にブブが見つけました、それも長い列を作るほうきたけでした。

それからしばらくして、あみたけ、サクラシメジ、銀シメジ、それと最高

の収穫大きななべたけが三つもとれました。

このなべたけは茹でて水につけ、酢のものにすると美味しいです。

マール爺が

「ねぇ、もう昼過ぎたよ!哲爺!」

「じゃあ、下山しましょう!」と哲爺が言葉を返しました。マール爺は「今

日は松茸が取れないから哲爺の松茸がほしい

マール爺は哲爺のズボンをいきなりさげ褌だけの姿にしました。そしてぞ

っと口づけしました
こんな山のなかのチューは最高です。褌のなかの松茸

が元気になりました。長さは長くないけど亀頭が大きく太い哲爺の分身を

マール爺は美味しそうに上目で哲爺を見ていました。至福のひとときでし

た。

 

下山して近くに狸湯という隠れ宿があり、そこで採ってきたキノコを使い

キノコがたくさん入った五目ごはんにしてもらい、けんちん汁が添えられ

最高の一日でした。もちろん、二人は幸せでした。

おしまい










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