何時までも そのままで


                                     立花吾朗 さん 作



まぐあいの後、どんな心境になり、どんな行動になるか。

 

最良と思われる相方を見つける為に、常にじっくりと時間をかけてそこま

で漕ぎ着けることを心掛けており、即ち相思の間柄に発展しているので、

逢瀬は時間の許す限り傍にいて、次の機会までの名残を惜しむことになる

のが自然かな。

 

貯蔵庫を空っぽにして吐き出した後なので疲労もあるが、シャワーするな

どして小休止を入れ、回復の望みは薄く高揚感はぐんと後退するのはやむ

を得ないものの、肌の接触による違った愛情の表現の仕方もあるものだと

思う 。    こんなスタイルも定着してしまい、あたかも当然の成り

ゆきで二人だけの時間を有意義に過ごすことにしている。

 

それというのも、逢瀬の頻度に限りがあるからこそ、直接肌を合わせた時

のその時間帯を大切に思うのは、当事者の偽らざる感情なのではないだろ

うか。

まして、どちらかに何らかの事情が発生してしまい、何時どのような別れ

が待っているかも知れない、こんな思いもチラとよぎる儚い関わりだなど

とは思いたくはないが……。 だからこそ、今を大切にしたいと強く思う

ことに……








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