巳が女を連れてきます


                                             山田大郎さん




 巳はお金に縁があると言われますが、自分には女年の感じです。

 年末に切れたと思っていた女性から、正月早々に電話が来てデイトとな

りました。ご主人は50歳で病死されて、入院中にご主人の友人が大変面

倒をみてくれたそうです。そして遺言で彼に援助して貰って二人の子育て

をと、言って亡くなられたとか。彼にも伝えられていて20年近くお世話

になったとか。ところがこれが奥さんの耳に入ったので、地元に居られな

くなって、息子のアパートに転がりこんで、息子が結婚したので、近くに

独り暮らしをしているが、寂しさと緊急な金要りもたまにあるので、年金

証書担保でそんな時には助けてと言う話でした。容姿は普通、彼と別れて

もう7年、これが自分の気を惹きました。そうか7年ぶりの煙突掃除か。

 年金証書を見たらその日が73歳の誕生日で、遺族年金が月に15万円。

「援助は出来ませんが緊急時には多少お貸しすることくらいは・・」と、

交際を引き受けたのです。

 その日は生憎3Pの予定があったので、数日後を約束。部屋に入って触

るともうじゅくじゅくなので、脱がせて舐めあげると、長年の垢がありま

せんでした。昨夜は断ろうか、どうするかと悩んで朝気が付いたら、炬燵

の中で寝ていたそうです。

「興奮していじくって、今朝洗って来たのでしょう」と言うと頷きました。

絞まった穴に漸く挿入。その後は潤滑油を付けて騎上位で逝かせました。

 月に2回会う約束で別れたのです。

                          








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