大 雪




                                         新参者 さん 



今年2月、関東甲信地方に大雪が降った。

日本海側の雪国の県に住む武夫は、朝、テレビでそのニュースを見てい

た。

ちなみに豪雪地帯の武夫のところは今年は例年より雪が少なかった。

 

 そこへ電話のベルが鳴った。東京の隣県に住む従妹の愛子からだった。

幼なじみの愛子は2つ年下で子供の頃から仲良しで、思春期にはお互い

に好意以上の感情を持った。

 中学、高校時代には二人でよくデートをして、キスからペッテングま

でいった仲だった。さすがに従妹同士で結婚できないことが分かってい

たのでそれ以上は自制した。そしてその後、それぞれ別の人と結婚し、

愛子は夫の住む関東に行ってしまったこともあって、それ以後はほとん

ど逢うこともなかった。 愛子も武夫と同じく3年前に夫を亡くして、

(武夫も3年前に妻が亡くなった)今は一人で暮らしているはずだった。

 

 何十年ぶりの愛子からの電話は、挨拶もそこそこに「武夫さん、お願

いがあるの」と悲痛な声。

 突然の大雪で、あわててホームセンターに行ったが長靴もスコップも

除雪用具はみんな売り切れだった。業者に除雪を頼んだがどこも満杯で

断られた。

途方にくれて実家に助けを求めたが兄は交通事故で入院中、姉は老親の

介護で手が離せず、他に親戚もなく、切羽詰まって武夫に電話をしたの

だった。

「もう車庫の屋根は傾いたし、このまま降り続いたら家もつぶれてしま

う」と泣き出しそうな声だった。

 

「よし、分かった。すぐ行くから」

 武夫はスコップと長靴とかんじきと、愛子の分の手袋や長靴も持って、

車は駄目だというので新幹線に飛び乗った。午後、愛子の住む町に着い

た。普段は降らないところに大雪が降ったので町は大混乱で至る所に車

が立ち往生していた。

 愛子は歓喜の顔で飛びついて迎えた。その日は夕方までに屋根の雪を

下ろした。泊まって翌日は幸い雪が止んで日が差した。道路と家の周り

を除雪完了した。

 

 武夫は夕方の新幹線で帰ろうとしたが、愛子はもう一晩泊まっていく

ようにと必死に懇願した。

「武夫さん、助かったわ。本当に有難うございました。何とお礼を言っ

ていいか分からないわ。それなのにスーパーもどこの店も品物は何にも

なくて、冷蔵庫にある残り物だけなのよ。ごめんなさい」

 愛子の心からのもてなしで二人は飲んだ。二人きりで飲むのは生まれ

てはじめてだった。

 

 故郷の幼い頃からの話に花が咲いて時間が過ぎた。除雪作業で疲れた

身体にお酒がしみ渡った。快く回ってすっかりいい気分になった。差し

つさされつ、愛子もずいぶん飲んだ。こんな機会はもう一生ないのでは

ないかと思った。夢の中にいるようだった。

 

 子供の頃の話から、だんだん中学、高校生の頃の話になった・・・・

・。

武夫は目の前の愛子がセーラー服姿に見えてきた。愛子も朦朧とした目

に武夫の詰め襟の制服姿を見ていた。二人には、初めてのキスからペッ

ティングまで行ったあの頃が蘇った。

 

 「愛ちゃん!」 「武夫さん!」

 二人はどちらからともなく抱き合って唇を重ねた。舌をからめてむさ

ぼるように吸い合った。

還暦の武夫と58才の愛子は40年余の歳月をタイムスリップした。

武夫は愛子の胸をまさぐった。愛子はあのころより肉がついてぽっちゃ

りとしていたが、肌はむちむちして弾力があった。乳房は豊満だった。

手でやさしく愛撫した後、乳首を吸った。愛子はかすかにうめいた。乳

首が硬く膨らんだ。股間をさぐり、太腿をなで回してパンツの中に指を

這わせた。陰毛をまさぐってかき分けて、湿地帯に指を入れた。愛子は

小さな声をあげて身をよじらせた。指を差し入れてゆっくり動かすと、

そこはだんだん潤んできた。愛子の息が弾んできた。

 愛子の手が清の股間に伸びてパンツの上からふくらみを確かめて、そ

れをつかんできた。武夫のそれはたちまち固くそそり立った。

 

 あの頃のペッティングでここまでは経験したのだ。二人は完全に高校

時代に戻った。

「愛ちゃん!」 「武夫さん!」

愛子の湿地帯はもうぐちょぐちょになった。武夫のものはぎんぎんにな

って熱く脈打った。

 

 そして、遂に二人はペッティングまでで自制していた40年前の禁を

破り、一線を越えた。武夫の熱くたぎったそれが愛子の濡れそぼったそ

こにずぶりと差し込まれた。愛子は「ああっ」と声を上げてのけぞった。

二人は一つになった。

 武夫の腰がゆっくりと動いた。愛子も下から応えた。清を抱きしめた。

「愛ちゃん!」 「武夫さん!」

 

武夫のものは温かく柔らかい愛子の肉壁を往復した。ほどよい締まりの

何とも快い感触の中に時々ぎゅっ、ぎゅっと強い締め付けがあり、武夫

はもう我慢できなくなった。腰の動きが激しくなった。

「愛ちゃん、出るッ、出るよーーっ」

武夫は妻を亡くしてから3年間、溜まっていた精液を一気に愛子の中に

吐き出した。

「あっ、あああーーっ、ああぁ、あんっ、ひいーーっ」

愛子は子宮にほとばしる熱いものを感じて脳天がしびれた。身体中がカ

ッと燃えて宙に舞った。めくるめく快感に筋肉が収縮して武夫のものを

痛いほど締め付けて一滴残らず絞り出した。両足を突っ張ってのけぞっ

た後、腰をがくがくと痙攣した。その後も押し寄せる官能に、三段腹が

ひくひくと小さい痙攣を繰り返した。

 

「愛ちゃん!」 「武夫さん!」

二人はしっかりと抱き合い、唇をむさぼり合った。








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