再 会  .



                                      桃色の越中 さん 



その2  .



中学三年に進級した高木文夫は新聞配達のアルバイトを始めていた。家

計を少しでも助けようとしていたのである。又担任の先生も岩田誠四郎

から森田良子先生に代わっていた。

岩田誠四郎は国語の担当教師なので、国語の授業の時は指導しに来てい

た。

4月半ば頃になり、国語の授業の時、文夫は同席の島田千恵子と、楽しそ

うに雑談をしていた所、誠四郎が焼きもちを焼いたのか、一瞬不機嫌な

顔をした。それに気づいた文夫は、『先生は、もしかすると僕の事が好

きなのでは・・・・?』と一瞬思ったが、『まさか、そんな事が・・・

・』と心の中で打ち消していた。

五月に入った頃、修学旅行である。行き先は日光と磐梯山を廻る三泊三

日の予定であった。

最初の二泊はホテルに泊まるが、最後の一泊は車中で過ごし朝方帰宅の

予定である。

文夫は旅行前日に、市内のスーパーへ車中で食べる食料(お菓子)を仕

入れに行った。

その中には、ウイスキーボンボンも入っていたのだ。

旅行当日、茅ヶ崎駅に朝7:30分に集合し、8:00分に出発した。列車は国鉄

側で用意された、お座敷列車であった。

やがて五時間もすると、目的の日光駅に到着した。

日光駅より徒歩で日光東照宮に一行は向かったのである。

日光東照宮の入り口である石鳥居をくぐり、表門前に来た頃、突然に文

夫は気分が悪くなった為、うずくまってしまったのだ。この旅行には、

岩田誠四郎も引率として同行していたのである。誠四郎は他の先生方に、

高木の調子が悪いので先にホテルに連れて行く旨つたえた。そこで誠四

郎は周りを見回した所、五重塔の横の木陰に長いすが置かれていた。

その長いすに文夫を仰向けに寝かせ、学生服のボタンを外し、シャツを

捲くり上げお腹をさすり始めた。

「どうだ、高木少しは気分は、良くなったか?」

「先生どうも有難うございます。おかげさまで、だいぶ楽になりました」

「ところで高木、お前何か悪い物でも食べたのか?」

「いえ、先生実は、ウイスキーボンボンを食べ過ぎたようです」

「なに、中学生がウイスキーか、そりゃ良くないな」

こうして誠四郎がお腹をさすっている間に、文夫は国語の授業の事を思

い出していのである。それは同席の島田千恵子と話をしている時、誠四

郎が焼きもちを焼いていた事を・・・。文夫は試しに右手をそっと誠四

郎の手に重ねて見た。すると誠四郎が強く手を握り返してきたのだ。今

度は文夫のズボンのベルトを緩め、パンツの中に手を忍び込ませ、すで

にいきり立った魔羅を握りしめて来た。それと同時にすでにいきり立っ

ている、自分の魔羅を文夫の右肩に押し付けてきたのだ。それを文夫は、

左手でズボンの上からさすって見た。

今度は誠四郎が周りを見回し、誰も人がいないのを確認すると、自分の

唇を文夫の唇に重ね、舌を絡めあい、ディープキスを楽しんで、数分後

に唇を離した。

「高木、とりあえずホテルへ行こう、今タクシーを呼んでくるからな」

こうして二人はホテルへと向かったのである。



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