越中褌の効用


                                             男の純情 さん





私は越中褌を締めている。元々、幼少の頃から褌には興味があったが締め

る切っ掛けがなかったのである。

46才の時に体調を崩し入院する事になった。点滴を受け、尿道にはカテー

テルを差し込まれベッドに横たわったままで動く事が出来なかった。

看護婦に「T字帯を買って来て下さい。売店に売っていますから」と言わ

れ妻に事ずけた。言われた時には(T字帯とは何ぞやィ)と思ったが、妻が

購入してきたのは越中褌ではないか。看護婦も 勿体ぶって「T字帯」等と

言わず「褌」と言えば良いものを。まあ若い看護婦の口からは「褌」とは

言えないかも。

約1ヶ月入院した後、無事に退院したが生来の褌好きに灯がついた。褌を

締める口実は無いものかと思案した。

そんなある日 新聞の記事に「最近、日本人の男性は草食系が多くなった。

肉食系が減り性交回数も減って来ている。」との記事を目にした。「その

原因は 下着にある。ブリーフを履いてばかりいると、こう丸が冷やされず

精子が死滅する。こう丸は身体から離され体温が低い方が活発になる。精

力も強くなる」 と解説されている。

我が意を得たりとばかりにその日から妻に「越中褌を締める」事を宣言し

た。それまでにも越中褌を購入して隠し持っており、妻の留守には褌一丁

になり、一人恍惚と自慰に耽っていたものである。これで私の越中褌も陽

の目を拝める。

妻も父親が褌を締めていた事があり抵抗はなかった。(昔の男は当たり前に

褌を締めていたが 今では褌を締めている男は先ず居なくなったのは淋しい

限りである。)

だが妻は「褌なんか干すの恥ずかしいわ。何処に干すの?」と言い 人目に

つかない場所に干していたが、今では道路から丸見えの場所で蒼風を受け

て堂々とたなびいている。

精力も強くなり、63才で月平均7回を持続出来るのも越中褌の効用かと思っ

ている。





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