白 い 褌

                                         松風 さん 



- プロローグ -


柔らかい羽毛で背中をそっと優しく撫でられ、背筋にぞくぞくとするような快感が走っ

て、その快感でペニスが充血して、夢の中で昇り詰めそうになった時夢から目覚めま

した。

若い時はこの様な経験がしばしばありましたが、60を過ぎた今ではこの様な感覚は

殆どない日々でしたので久しぶりに味合う快感でしたが、意識がはっきりするうちに

後ろから抱きしめられた吾郎の胸毛で背中を撫ぜられている事に気づきました。

私の背中に毛深い胸と、肉付きの良い下腹部をぴったりと密着させた吾朗が、太い

腕を私の身体の前へ回し、私の勃起したペニスをしっかりと握っているのでした。

夢の中の羽毛で背中を撫でられていると感じたのは吾朗の胸毛のせいで、昇り詰め

る気持ちのなったのは吾郎がわしのマラを握っていた為だったのでした。昨日の夜、

激しいプレイの後シャワーを浴びたふたりは、裸のままベッドに横になりましたが、二

人ともプレイで疲れていたのか、直ぐに眠ってしまいました。

朝の陽光がレースのカーテンを通して室内いっぱいに降り注ぎ、ベッドの上の真っ白

い褌に反射して、目覚めの私の目には痛いほどに眩しく感じられるのでした。


夜明け近くまで、この部屋で繰り広げられた、プレイの隠微な世界とは全く異なった、

まるで透き通っているような雰囲気を感じるのでした。

吾朗に背を向けた私の尻の割れ目には、吾朗の硬く勃起した太い男根がしっかり押

し付けられているのですが、緊縛された腹の上にあれほど多くの精液を吐き出したの

にも拘らず、若い肉体を持つ吾朗は数時間の睡眠ですっかりとその若さを取り戻して

いて、尻に当たるマラはピクピクと息づいてさえいるのでした。

私はその若さに嫉妬を感じながらも、再び眠りへ付こうとして、体を前にずらすと、吾

朗は追うように体を私の背中に寄せて来て、胸と腰をさらに密着させて、ふざけるよう

に腰を前後に突き、私の尻の割れ目に太い男根を押し付けてくるのでした。

私は眠りから引き戻された不機嫌さも手伝って、背を向けたまま「お前は、わしに何を

要求しているのだ〜まさかどんでん返しで、わしの後ろを犯したいのか〜」と冷たく突

き放すようにいうと、私の言葉に吾朗は握っていた私のペニスを離し、背を向けてい

る私の身体をゆっくりと仰向けにして、私の臍のあたりからマラの方に舌を這わしはじ

めました。

舐めながらも私の気分を確かめるのか、顔を上げながらの奉仕でしたので、伸び始め

た顎髭と彫りの深い吾朗の顔にさらに陰影が付いて、男らしい顔立ちに成っているの

で、昨夜の女々しい泣き声や振る舞いが想像出来ないのでした。

吾朗はその90キロを越える毛深い体を、仰向けになった私の体の上に体重をかけな

いようにして臍のあたりや乳首に舌を這わすのですが、昨夜プレイの後、シャワーを

浴びたにもかかわらず、吾朗の身体は濃い体臭を発散していて、私の鼻腔をくすぐる

のでした。

吾朗の毛むくじゃらの広い胸や腹の肌の所々には、昨夜の過酷な責めを物語るよう

に、蝋燭の跡と、緊縛した荒縄の編み目の斑(まだら)がまだ赤く残っていて、痛々し

く見えるので、私は、過酷な責めに耐えぬいた吾朗に対して懺悔するような気持ちで、

その跡を指でなぞるようして撫でてやりました。

今朝はもう萎え始めている私のものに比べ、私の太ももにあたる吾朗の男根は息づ

いていて何かを欲しがっているようでした。

そしてねだるように「今度何時会える〜」という言葉に「そんな事は解らん〜」と言い

返すと、悲しそうな態度で体をずらしていき、私のペニスに顔を近付け舐め始めるの

で私のマラも吾朗の手の中で徐々に勃起していくのでした。


                                                続 く 


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