白 い 褌

                                         松風 さん 



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吾朗は車から降りると、先に立ってマンションのロビーへと私を案内して行くのですが、

このマンションは12階建ての高級マンションで、玄関には床に大理石を敷き詰めた高

級感溢れるロビーで、その奥にエレベーターホールがありました。

吾郎はエレベーターの前でボタンを押すと、直ぐに扉が開き私を先に乗せて、10階の

ボタンをおしました。

直ぐに10階に着いてホールに出ると、廊下にはワインカラーのカーペットが敷き詰め

られていて高級感のあるマンションでした。

吾郎の部屋は廊下の一番奥の角部屋で誰にも邪魔されない部屋のようで、ドアの前

に立ち、自分の部屋を示すように振り返り、笑みを浮かべてドアを開けると「さあ遠慮

なくお入りください〜」と言い、まず私を招じ入れて鍵を掛けました。

玄関を入ると両側にドアのついた部屋がありましたが、私は廊下の突き当たりの部屋

に通されました。

そこには客間と思われ、応接机とソファーを置いてある15畳位の洋間になっていて、

洋間の隣は和室になっているのか、襖で仕切られていました。

「さあ〜この部屋には、めったに来客ありませんから、遠慮なく寛いで下さい〜」と初

めて訪れた私を気遣うように言って、自分で背広の上着を脱ぎ、ソファーに置くと、私

のほうに向き直って、この時を待っていた様に私の方に手を差し伸べながら近づいて、

その太い両腕を私の身体に回すのでした。

私と身長差のある吾朗は若干見下ろすようにして私を見詰めてきましたので、私も改

めて近くで吾朗の顔をじっくりと眺めましたが、吾郎は広い額に黒い眉、二重瞼大きな

目、肉感的な唇とがっしりとした顎をしていて、そして顔の両側にはラウンド髭でも生

やせるほどの髭が伸びはじめていて顔全体が精悍な風貌でした。

その顔をゆっくりと近付けてきて、唇を合わして来ましたので私も気を許してはいけな

いと思いながらも心の中では吾郎と早く一つになりたいと考えていましたので自然と

五郎の唇を受けました。

そして口を吸いながら、私の背中に手を回して私の背広の上着を脱がせると、手のひ

らでシャツの上から私の背中をゆっくりと揉むように撫で上げるので、気持ちが良くな

って私の下は立ち上がりそうでした。

それを感じたのか吾郎は「まず〜シャワーを浴びませんか〜」と言って私のシャツの

ボタンを外し、ズボンも脱がしてくれて、白い褌になりますと吾郎はしゃがんで褌にキ

スをするのでした。

そこで吾郎も私と同じ褌フエチだとはっきり解りました。

シャワーはすでに体育館で浴びていましたが、勧めるのに断るのもどうかと思い、風

呂場に行こうとしますと、吾朗は隣の和室に行き、薄いベージュのバスローブを手にし

て戻ってきて、「これは買い置きしていたもので、貴方には少し大きいかも知れません

が使ってください〜」と、私に差し出したので、私も

シャワーの後、褌一つではと思っていましたので、遠慮なく借りることにしました。

吾郎は私にバスローブを渡すと、次の間の厨房に入って簡単に何か作っているようで

したが、あの巨体が厨房に立つ姿はちょっと想像出来ないと思いましたが、案外小ま

めな男かなとも思いながら、私は洗面所で下着を脱ぎ、バスルームに入りましたが、

内部はゆったりとしていて、ボディソープやシャンプーも綺麗に整然と置かれていて彼

の几帳面さを感じるのでした。

浴槽につかりながら、初めて来た他人の部屋で、初めての男に対して不安がないと

言ったら嘘で、もしかしたら吾朗は立ち役で、有無を言わせず、あの毛むくじゃらの巨

体で背後から私を抑え込み犯すのでは、という不安が私の頭をよぎっていました。

浴槽から出てシャワーを浴びていると、ドアが開き全裸になった吾朗が入ってきました

が、全裸になった吾郎の体躯はさらに大きく見え、肩幅が広く毛むくじゃらの体つきか

らして、いかにも男性的で、先程の不安がさらに高まっていくのでした。

シャワーを浴びている私の身体の向きを変えた、吾朗はその胸に私を抱きすくめるの

ですが、濃い体臭が私の鼻孔を刺激してきて私も先程の不安な気持ちも消えてだん

だん興奮してきましたが、その時吾朗は私を抱いている腕をほどくと、「胸を撫でて〜

」と先程までの男らしさが変わってきました。

吾郎は胸に性感帯があるのかと思い胸をなぜてやると、乳首が異常に硬くなっている

ので、そっと乳首をなぜると全身をピックと震わせましたので、思い切って強く抓ります

と「アァ〜」と声をあげ胸をそらし身体を震わして、今まで萎えていたマラがギンギンに

たちあげるので、これは乳首の性感が人並み以上に強いのだと解り、胸に這わして

いた唇で乳首を吸いながら歯を当てて見ますと、ますます善がるので、今度は歯で強

く噛むとさすがに痛かったのか、抱いていた手を離し洗い場の床にひざまつき私のマ

ラにしゃぶりつきました。

其のしゃぶり方も普通と違い自分で喉の奥まで入れて苦しみながらの尺八でした。

そこで私の頭にはもしかすると吾郎はマゾの気があるのではと思い出しました。


                                                続 く 


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