アナザーストーリー (ミラーバージョン)

                                         おだぞお さん 


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やがて、ARAHIさんは再び唇を首筋に移した。

シャワーの飛沫が再び僕の頭に降りかかる。

舌が首から健康骨の間、そして脊髄をゆっくり下りてゆく。ゾクッとする快感。

上体が揺れる。

深いため息とともにのけぞった僕の体に暖かい雨が降り注ぐ。やがて、高まりつつあ

る僕の股間をシャワーが狙った。

浴槽の中で、ひざまずいたARAHIさんは僕の体の向きを変え、そっと僕を含んだ。

僕はARAHIさんの中で緊張していた。

シャワーの流れる音が響いていた。立ち位置の加減で時折飛沫がとんだ。

目を閉じて天井を見上げる僕はARAHIさんの体温を局部に熱く感じていた。

前後に揺れる刺激。

ARAHIさんによる蠕動運動。

思わず僕はARAHIさんの頭を抱えた。

熱い刺激が僕を襲う。

張り裂けそうな緊張感。

ARAHIさんの口の動きが次第に激しくなる。

僕もつられて腰を動かす。

快楽の火花が体中を駆け巡る。あちこちが光る。やがて、欲情の火花が体を突きぬ

ける。爆ぜる。

・・・カ・イ・カ・ン・・・。

僕は思わず腰を引いて、ARAHIさんから離れようとした。しかし、腰に手を回した

ARAHIさんの力は強く、逃れる前に達していた。

シャワーの雨がひとかたまりになった二人の上に容赦なく降り注いだ。

                                                続 く 


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