アナザーストーリー (ミラーバージョン)

                                         おだぞお さん 


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通常の考えでは尋常であるはずがない。温泉地ではごく普通に開陳している男の性

器を男である僕がしごいて勃起させ、いつくしんでいるのだ。

だから、これは異常なのだ。

でも、ARAHIさんはますます硬くなり、僕はこうすることに興奮している。そして、どちら

も「気持ちよく」なっている。

SEXにノーマルとか、アブノーマルとかあるのだろうか。


再び、「気持ちよければいいのよ」というマダムの声がよぎった。

「自分がしてほしいことをしてあげればいいの」

「男の生理は男がいちばん知っているのだから」

僕は尿道に舌を這わす。張り出た頭をもてあそぶ。裏の縫い目を転がっていく。そし

て、また全体に覆いかぶさる。

血管の浮き出たARAHIさんは唾液にまみれて、見事に大きくなって、光り輝いている。

圧倒的な存在感。生きている証だ。僕はこの瞬間のために、初めてARAHIさんにわ

がままをいった。そして、ARAHIさんは引き受けてくれた。僕はそれだけで感謝しなけ

ればならないだろう。


乳首に置いた僕の左手がARAHIさんの太い右手に包まれた。ARAHIさんの指が動き、

僕の指も動いた。指と指が絡み合った。僕の口の中に勃起したARAHIさんがいる。僕

の左手とARAHIさんの右手が組まれている。こうしたわずかなつながりが僕に安心を

与える。


僕はARAHIさんをくわえながら何度も頭を動かす。バスルームでしてもらったように、

繰り返し、繰り返し・・・。ARAHIさんの指に力が入った。「いい気持ちだ」と言ってくれ

ているのか。

                                                続 く 


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