アナザーストーリー (ミラーバージョン)

                                         おだぞお さん 


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ARAHIさんは手を解き、また上に載れという。

僕は指示されるままに逆向きにまたがった。ARAHIさんをくわえたままだ。

ARAHIさんは下から僕をくわえる。袋を撫でる。裏筋に舌を這わせる。手でしごく。バリ

エーション豊かに、変幻自在にそれらを繰り返す。僕はさっき出したばかりなので、完

全復活には至らない。すると今度は頭をもたげて後ろの穴を攻めてきた。穴の周りに

チョロチョロ舌を這わす。これがビクッとするほどの快感。思わず、ARAHIさんへの攻

撃の手を止めてしまうほどだ。

僕は思わず起き上がって、位置を変え、ARAHIさんの足の間に陣取る。本体を攻めな

がら、腰の辺りを持ち上げると、意外に軽々と尻が上がり、広げた両足が宙に浮いた。

目の前にある尻の裂け目。ピンク色した花びら。毛もあるが卑猥ではない。僕は体を

支えながら、そっとキスをするように近づいて、舌を這わした。

あれ、子猫の鳴き声?猫でもいるのか。

見渡せば誰もいるはずもなく、ARAHIさんは宙に浮いた長い足を、ひざ裏を抱えてじっ

と支えている。

僕はまた舌を這わす。子猫の泣き声。間違いない。ARAHIさんが感じる歓喜の嗚咽

なのだ。僕がなめたり、舌でつついたりするたびにARAHIさんが反応している。僕は

久しく感動を覚えた。そして、いつくしむように、また舌を這わせた。

体勢が体勢だけに、攻撃される側は苦しいに違いない。ひとしきり攻めると、体勢を

戻し、ARAHIさんの様子をみた。

「すごいな、お前。テクニシャンだな」

ARAHIさんは少し興奮気味だ。再び、僕を抱き寄せ、ご褒美のように濃厚なキスをす

る。僕はARAHIさんの真似をしているだけだ。ARAHIさんのような攻撃型の人は、意

外と敏感な部分を持ち合わせているのかもしれない。

                                                続 く 


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