アナザーストーリー (ミラーバージョン)

                                         おだぞお さん 


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 ARAHIさんが四這になった。

 律儀にも未だ約束を果たそうとしている。

 僕は再び尻の間に分け入って行く。肛門の周りに生えた毛をそっと撫でる。ARAHIさ

んはピクッとした。瞬時にアヌスが閉じる。僕は固く閉じたつぼみを撫でた後、ゆっくり

舌を這わせる。閉じたARAHIさんが緊張しているのが分かる。緊張が僕にも感染しそ

うだ。落ち着いて、落ち着いてと自分に言い聞かせながら、緊張を悟られないようにゆ

っくり舌を動かす。尻毛が僕の舌を絡ませる。行く手を阻む、ジャングルの羊歯のよう

だ。抱えている大きな尻はまるで克服しなければならない巨大な岩山だ。

 ARAHIさんの子猫のような叫びが聞こえた。

 感じている!

 僕は舌の先でアヌスのひだを感じた後、そのまま舌を下方へずらし、硬く隆起した丘

を通った。広い芝生の丘陵地帯のように穏やかな丸みを帯びている。固く締まった、

豊饒の丘だ。次に、ふっくらとした陰嚢を交互に口に含んだ。

 ARAHIさんの雄たけびが聞こえた。

 手を添えて、ARAHIさんを手前に戻そうとしたが、硬くなった肉棒は向こうを向いたま

まだ。簡単には戻らない。僕は戻せるところまで手で支え、怒張したARAHIさんにキス

しかけたが、仰向けにならないと叶わないようだった。

 僕はARAHIさんを右手に握ったまま、やむなく復路についた。

 舌が陰嚢の毛を濡らす。舌の通った跡だけが濡れている。

 この草原の隆起した丘が好きだ。肛門から続く、この固い隆起はペニスへ連なる礎

となるものだ。ここが固ければ固いほど、ペニスの緊張具合が増しているということだ。

唇を沿わすと見事な起伏が僕の全身に伝わってくる。

 再び舌をアヌスに戻す。舌でひだの感覚を何度も味わう。

 叫び声が響く。

 今度はゆっくり、ゆっくり、ひだを数えるように舐める。

 アヌスか呼吸する。うねるようにひだが膨らむ。その瞬間ひだの内側がピンクに光っ

た。

 こんな薄暗いベッドの上で、見ることなどかなわないはずなのに、今確かにこの瞬間、

ARAHIさんが息をするようにアヌスが開いた。内側が濡れて、ピンク色に輝きを放つ。

 僕は思わず舌で突っつく。

 ARAHIさんが叫ぶ。

 僕は唾液で濡らす。ARAHIさんが膨らむ。僕は膨らんだ真ん中をめがけて突っつく。

ARAHIさんが叫ぶ。

 そして、僕はそれを幾度も幾度も繰り返した。僕はひたすら突っつき、ARAHIさんは

間違いなく感じていた。

 僕は右手でARAHIさんをしごいた。相変わらず緊張を保ったままだ。

 僕は舌が硬直し、しびれてくると、撫でるように尻の周辺を舐めまわした。鼻を押し

込んだり、あごを当てたりもした。伸び始めたひげがアヌスを直に刺激した。そして、

また嘗め回すのだ。荒い息づかいが聞こえる。ARAHIさんの尻は誰よりも僕の舌が知

っていた。ARAHIさんの上半身は何度もゆれていた。

 しごきをくわえている右手にARAHIさんのカウバー腺液がついているのが分かった。

ぼくはしごくのをやめて、尻の左右に両手をついて十分刺激されたアヌスをひろげた。

ピンクのうちひだをわずかに見せて、微笑んだような気がした。

 僕はそっといとおしむようにキスをして再び舌で突っついた。

 またしても、ARAHIさんは恍惚の雄たけびをあげた。

                                                続 く 


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