越中狸さんの体験談 4                 .




本理想のノンケの爺さん



日帰り温泉やスーパー銭湯。はたまた買い物先のスーパー・マーケット等

で本理想のノンケの爺さんと遭遇する。この手のノンケさんは、ノンケな

のでお相手は無理だろう、まず相手にされないだろうと思いがちだ。

だが、それがお相手をしてくれる場合がある。

ノンケさんは、自分から相手を求めたり、ゲイサイトや発展場を覗いたり

しない。

だが、こちらから、その関係を望むと意外やお相手をしてくれることがあ

る。

おそらくノンケさんの心理状態は、「俺みたいな、むさ苦しい男のチ○ポ

をしゃぶりたい物好きなやつがいるのか」と内心嬉しさみたいな物を感じ

ているようだ。

そこで相手を見ると、嫌でないタイプであれば、ニャンニャンしてくれる

ようだ。

昔、自分が生まれる前の歌謡曲に、菊池章子のヒット曲で「星のながれに」

というのがある。冒頭の部分から行ってみよう。

「星のながれに 身をうらなって どこをねぐらの・・・・・・♪

・・・・・・こんな女に誰がした♪」

一番最後の部分を「こんな男に誰がした」と変えてみる。

いわゆる、被害者と加害者の関係だ。

ノンケの爺さんから、言わすと、「俺をホモの世界へ連れ込んだのは、あ

んただろう」と言わんばかりの「こんな男に誰がした」である。

昔、スーパー銭湯へ行った時のことである。

そこには、理想のノンケ爺さんが居た。じっと見つめていたら、目と目が

あってしまい、軽く挨拶をかわした。

爺さんはニコニコしていた。「目は口ほどに物を言う」と言うことわざが

あるが、これで決まりだ。爺さんとニャンニャンできると思った。

そこで爺さんは、トイレの方へと移動した。自分もドジな人間であった。

すぐついて行けば良かったのに、躊躇してしまいタイミングが悪かった。

暫くすると、トイレから出てきた爺さんは、ムスっとして、着替えて帰っ

てしまったのである。

おそらく、内心「俺は加害者には成れねえよ」と叫んでいたと思う。

これ以降、この銭湯で、この爺さんと顔を合わすことはなかった。

又、何処かで「本理想のノンケの爺さん」と出会ったら、菊池章子のヒッ

ト曲「星のながれに」ではないが「煙草ふかして 口笛ふいて あてもな

い夜の・・・・・♪

・・・・・こんな男に誰がした♪」と思わせたら大成功である。

(おわり)










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