細身親父さんの体験談 №2                  .




縁は異なもの ②



 風呂から出て食堂でビールを飲みながら、ついさっきの事を思い出して

いた。

〈あぁ~話しかけたらよかったな

俺は引っ込み思案の自分自身を嘆いた。

ビールも残り少なくなった頃、トントンと肩をたたかれ振り向くと先ほ

どのおじさんが立っていた。

 

「隣 いいかい?」俺が頷くと横に腰を下ろした。

話している内、俺が一人暮らしだというと「俺も母ちゃんが体調を崩し

て入院してるから今、一人なんだ。良かったら家に来て晩飯一緒にどう

だ?」

「初めて会ったのに悪いですよ。」と言いながら、頭の中では(ひょっ

としたらあの立派な松茸が…)

「遠慮するな。それじゃあ帰るか。

おじさんは立ち上がり出口へ向かい俺も後へ続いた。








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