電車性活


                                         KE爺 さん

() 小狸親父



 先週の火曜日のことでした。朝のラッシュアワーでごった返すコンコー

スを、JR線に乗り換えるため急ぎ足で通り抜けました。階段を降りたと

ころはちょうどホームの中央ぐらいですが、なにしろ15輌編成ですから、

最後尾まではけっこう距離があります。

やっと定位置にたどり着くと、1〜2分でいつもの電車がやって来ます。

『あれッ!』

見慣れない親父が、ぽつんと立っていました。黒ぶちめがねをかけ、鼻の

下にはチョビヒゲをたくわえています。50代前半と思われるのに、お腹

がプクンと飛び出ています。背丈は160cmほどで、小柄です。まるで

「証城寺の狸囃子」に出てくる小狸が、背広を着てカバンを提げているよ

うです。かわいくもあり、好色そうな感じもします。

小狸親父も、チラッと私を見ました。さぐるような視線が一瞬空中でか

らみ合いました。

『うん?うん?匂うッ!』

そう思ったとき、いつもの電車が轟音とともにホームにすべり込んできま

した。最後尾はホームの階段までけっこう離れているので、この位置で降

りる人は2〜3人です。

やや混み合った車内に乗り込むと、なんと小狸親父が私の左隣に立ってい

のではありませんか。なぜか心臓がドキドキと高鳴りました。電車が発車

してグラリと揺れ、私の左ひじが小狸親父のプクンと飛び出たお腹に触れ

ました。特に避けるような仕草はありません。さらに電車は線路の連結部

分で、ガタンッと大きく揺れました。すかさず私の左手は小狸親父の股間

のふくらみに接触したのです。しかしその後も、お互いに接触したまま離

れません。

『う・うんッ?脈ありッ?』

山手線に乗り換えるまで停車駅は二つです。一つ目の駅を過ぎました。私

の左手小指がかすかに動きました。

『うんッ?』

なんと押し返す反応があるではありませんか。これで確定です。

私はそっと小狸親父のチンポを握りました。チンポは急速に固さを増しま

したが、それほど握りがいがありません。私のチンポを「中の中」とする

ならば、たぶん「中の下」といったところでしょう。

やがて二つ目の停車駅です。ここでは改札口が最後尾に近い位置にあるの

で、けっこう降りて行きました。車掌室との境の壁際が空きました。小狸

親父は壁際に移りました。当然、私も移動です。今度は、右手が使えるよ

うに壁に向って、小狸親父と対面するように立ちました。また大勢の人が

乗り込んできました。

乗換えまで、あと一駅です。3〜4分の勝負です。小狸親父も、右手を

使って私のチンポを握りました。モミモミしてくれます。久しぶりの新人

なので、私もいつになく高揚しています。私も右手でモミモミです。

すると、小狸親父は私のズボンのチャックを、スーッと降ろすではあり

ませんか。

『おいおいッ!これでは逆ではないかッ!』

私は心の中で叫びました。しかし、あれよあれよという間に、私の生チン

ポは小狸親父の手中に納められてしまいました。

『うッ!き・気持ちイイッ!』

いつもと違う展開に戸惑いながら、恥ずかしながらも小狸親父のテクニッ

クに翻弄された私です。

それもほんの2〜3分、やがて電車は山手線への乗り換え駅に到着です。

小狸親父は、振り向きもせずエスカレーターを上って行きました。

『よーしッ、今度会ったらリベンジだッ!』

ちょっとふらつきながら、小狸親父の後姿を見送った私です。


                           (おわり)





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