電車性活


                                         KE爺 さん

(11) 桃爺の発射



 桃爺は確か60歳だったと思います。何回か車内で出会ったことがあり

ます。夏場はいつも薄いピンクのワイシャツを着ていましたので、「桃爺」

と名づけたのです。

 まあ、顔立ちは二枚目と言えるかもしれません。中肉中背で、髪はロマ

ンスグレーです。以前にちょっと会話をしたことがありますが、もう数ヶ

月も出会ったことがありませんでした。

 師走の後半、仕事を終えての帰り道でした。JRから私鉄に乗り換えま

す。いつもの最後尾のドアーです。行列の中ほどに並んでいた私は、押さ

れ気味に車内に乗り込みました。

車内に入ったとたん、大きなマスクをした男が目に入りました。コーラス

をやっている者にとって、風邪は大敵です。マスクをしている人物や咳を

している人物に出会うと、呼吸を止めてサッとそばを離れます。

 スッと通り過ぎようとしたその瞬間です!グーッと私の左腕が引っ張ら

れたのです。

『えーッ!?』

私は驚いて、その人物の顔を見たのです。

『おッー、桃爺だッ!』

私は心の中で叫びました。大きなマスクをしていますが、その目を見て分

かったのです。そして、一瞬で、桃爺が何を望んでいるかを悟ったのです。

後続の乗客に押されながらも、車掌室の前のドアーのガラスに、2人は密

着したままへばり付きました。

桃爺は車掌室の方に身体を向けました。同時に私の左手はサッと桃爺の

股間に当てられました。

『あれッ?もう固くなっているじゃないかッ!』

桃爺は相当溜め込んでいる様子です。今日は「その気」になっているので

しょう。

 私の左手は、何の躊躇も無くスーッと桃爺のズボンのチャックを降ろし、

中へと侵入していました。確か桃爺は二つ目の駅で下車するはずです。「

善は急げ」です。桃爺も協力的でした。

 身動き出来ない状態でしたが、アッという間に桃爺のチンポを引っ張り

出しました。第一関門突破ですッ!

『うん、ちょっと柔らか目だか、いつもより大きいかなッ』

柔らか好きの私にとっては好都合です。

「ムニュ、ムニュ、ムニュッ!」

桃爺は気持ち良さそうに腰をスウィングさせました。硬度も高まり、いつ

もよりハツラツとした感じになってきました。

 やがて電車は一つ目の駅に到着です。この駅では少し降りる人がいます

が、新たに乗り込んでくる人もいます。ややスペースが出来、我々の後ろ

には、大きな男性が背を向けて立ちました。ちょうど「つい立」の役目を

してくれたのです。

 ゴトンッと電車が動き始めました。次の駅まで5分です。私は身体の向

きをちょっとずらし、今度は右手で桃爺のチンポをやさしく握りしめまし

た。さあ、いよいよ「ゴールド・フィンガー」の本領発揮の時が来たので

す。

「グニュ、グニュ!ムニュ、ムニュ!シコシコッ!」

さらに「超高速ソフトバイブレーション」と、あらゆる技術を駆使して桃

爺のチンポを攻めまくりました。さすがの桃爺も、腰をモゾモゾさせ、懸

命に耐えている様子です。

『いいよッ!出しなよッ!』

私が心の中でこう叫ぶと、それが通じたのか、桃爺はポケットをまさぐり

ハンカチを取り出しました。そしてそれを私に手に渡したのです。タオル

地の小さなハンカチです。いよいよ機運が高まってきた証拠です。発射準

備完了ですッ!

あと2分、私のゴールド・フィンガーは信じられないほどのスピードで、

甘い暴力を加え続けたのです。

「うッ、うーッ!」

桃爺は私の耳元で、かすれた声をあげ、グッと腰を突き出しました。同時

に、私は左手のハンカチで桃爺のチンポの先を素早く包み込みました。

「ドクッ!ドクッ!ドクッ!」

桃爺のチンポは大きく痙攣しました。発射完了ですッ!

桃爺のチンポがこんなに大きいとは知りませんでした。同時に、プンッと

かすかに栗の花の香りが私の鼻腔を突きました。

「まもなく、○○駅に到着です!」

桃爺が余韻を楽しんでいるヒマはありません。車内放送と同時に、私は桃

爺のチンポをやさしくふき取り、ズボンの中にしまい込みました。そして

注意深くチャックを上げました。

同時に電車は2番目の駅に到着しました。桃爺は人ごみに押され、あた

ふたとホームに降り立って行きました。

私は何事もなかったように静かに身体の向きを変え、桃爺の後姿を見送り

ました。

『桃爺、良いお年を‥!』

師走の夜の「10分間1本勝負デスマッチ」でした。    (おわり)





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