克爺さんの 体験談 №12           .




新・男色への道


(2)発展場初体験



場外馬券売り場のビル前から、幾つか並ぶ映画館を観察していると目的の

場所は直ぐにここだと悟りました。

それは入っていく人たちは皆男性、しかも年配者が多い事に気付いたから

です。

 

券売機の前に立ち用意していた千円札を入れようとしたところ、指先が震

えて上手く入らないのですが、なんとか入場券を購入し、釣り銭をポケッ

トにしまいながら入り口に向かったのです。

左側に売店がありそこに立っていたおばちゃんに入場券を渡し、急いで赤

いドアに手を掛け館内に入って行きました。

急いで入ったのには、入り口周辺に何人かの男性客がいてその視線を一身

に感じたからでした。

 

中に入るとスクリーンが正面にあり、懐かしい映画の上映中でした。その

まま突き出た壁伝いに進むと映写窓があり、その窓下で壁に寄りかかり館

内の暗さに目が馴染むのを待っていました。

慣れてくると暗がりの中に、椅子や壁に寄りかかりながら見ている客達の

姿を確認する事が出来ました。

 

平日の為か観客はまばらで椅子も大分空席が目立っていました。

中央の通路を進み適当な椅子を見つけ腰を下ろし周りに目をやりよく見る

と、やはり親父さんの言った通りの映画館であった。

まもなく上映が終わり休憩時間に入った。

館内には灯りがつきその明るさに戸惑いを感じ、取り敢えず飲み物とトイ

レに行く事にし、自販機でジュースを買いトイレに向かった。

 

トイレの前にはタバコを吸っている人、中には順番待ちの人が居て私も空

いた小便器に向かった。前に立つと隣の親父さんがチラチラと私のチンポ

を見ているのに気付いたが、私はそのまま用を済ませるとトイレを出て、

タバコを吸いながら次の上映を待っていた。

 

やがてブザーが鳴り次の上映を知らせたが、何故か入るのに戸惑いがあり、

またタバコをふかし吸い終わってドアに手をかけた。

開けたとたん明るさの中にチンポをしゃぶっている光景が目に飛び込んで

きた。

ドアが閉まり一旦見えなくなったが目が慣れてくると、しゃぶっている頭

を押さえ、親父さんは気持ち良さそうに目を閉じ、時に腰を突き上げてい

た。

 

その時私の股間に手が伸びてきて、すでに勃起していたチンポを優しく触

ってきた。

初めてのこの場所のせいなのか、不安を感じそのまま移動して空いてる席

を見つけると急いで座ったのですが、少しすると隣の席にさっきの親父さ

んが座ってきたのです。

 

どっちかというと背は低く職人風を感じさせる坊主頭、でっぷりとして顔

は丸く眉は太くて、それでいて優しそうな印象でした。

私はそのままじっとしていると、親父さんの手は膝の辺りからゆっくりと

大腿、内腿へと滑らしチンポへと伸ばしてきました。

 

以前付き合っていたI県の親父さんとの、男同志の忘れられない快楽の世

界が再び体中によみがえり緊張のあまり少し震えていた私でも、チンポだ

けは正直で期待感に直立不動で待っていたのです。

 

親父さんは優しく小声で「そのままでいいよ」と言ってくれ、じっとして

いるとファスナーを下げパンツから要領よくひっぱり出しゆっくりと扱き

だしました。

分厚くそれでいて柔らかな手の感触に、身体中が痺れてくるようでした。

撫でるような手の動き、そして手に唾を取り亀頭から全体を捏ねるように

扱かれ思わず「出ちゃうよ」と言うと、親父さんは一旦手淫を止めるとバ

ンドを外し、ズボンをさげながらゆっくりとチンポの根元まで咥えてきま

した。

亀頭を舌で舐め回しながら上下運動を繰り返しされているうち、射精しそ

うになったので親父さんの頭をずらそうとしたら、首を少し横に振り離そ

うとしません。

我慢できずにそのまま親父さんの口の中に思いっきり飛ばしてしまいまし

た。

チンポに残った精液を口で何度も吸ってくれ、最後にハンカチで綺麗にし

てくれたのです。

 

何年かぶりの興奮に酔いしれていると、親父さんは私の顔に手を置きキス

をしてきました。私の興奮もまだ覚めておらず親父さんの唇に重ねていっ

たのです。そしてまだ萎えきっていないチンポを甘ったるく咥えてくれ、

おとなしくなったチンポをズボンに収めながら「また会いたいね」と言っ

て席を立って行きました。

 

こうして初めての映画館での体験は、付き合っていた親父さんとの思い出

を再び呼び戻すのに余りあるものでした。

そしてこれからの私の生活の中に、男色と言う世界が欠かせない一部にな

っていくのに時間はかかりませんでした。



                         ( 続 く )








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