克爺さんの 体験談 №18           .




新・男色への道


(8)



私は征ちゃんに不満がありました。

満足するのはいつも自分ばっかりで、征ちゃんにも「してあげたい、しゃ

ぶりたいよ」と言うと

「俺は良いんだよ、それよりも大きなチンポで遊ぶのが大好きだから」と

言って触らせて貰えません。

自分のは小ちゃいから大きいのに憧れて、映画館でも大きいのばっかり漁

っていたと。

 

征ちゃんは独り暮らしなのに部屋に誘ってくれない。

私が「行きたい」と何度言っても断わられる。

34ヶ月が過ぎた頃初めて玄関の前に立ちチャイムを押すと、ドアを開け

た征ちゃんはびっくりした顔、拒む征ちゃんを押しきり中に入った。

 

拒む理由がわかった。

部屋中にいろいろな物が溢れていた。

腰を痛めて入院しそれからは片付けるのが億劫になってこんな状態になっ

たらしいのです。

近くに住んでいて何かと面倒を見てくれている妹さんでさえ部屋に入りた

くないと言ってるらしい。

 

「克ちゃんよく入って来たね、びっくりしたでしょ」と

言われたのですが、台所も綺麗に片付いているし、俗にいうゴミ屋敷とは

違うので「全然平気だよ」と。

古い洋服などが捨てられず溜まってしまい、部屋中にぶら下がっていたり、

越して来た時の段ボール箱がそのまま重なっていたりしているだけだから。

強引の訪問から時間を見つけては少しずつ片付けを始め、今では以前と比

べると大分良い環境になってきたことに「ありがとう、ありがとう」と感

謝されてます。

 

部屋を訪ねるようになってからは自然と出掛けることが少なくなってきた

のは事実です。

前から少し気にはなっていたのですが、上野の美術館に行った際歩くのが

辛いと言うので車椅子を借りて鑑賞していた状況でした。それに階段を辛

そうに息を切らして登るような状態が続いていたのです。

 

ある日部屋に帰ってから着替の為ズボンを下ろした脚を見て驚きました。

脚全体が紫色でかなり浮腫んでいたのです。

太ももを触るとパンパンで例えて言うなら段ボールを触っているような感

覚でした。

いつからなのと聞くと「大分前から」と言うので、年中医者に行っている

のに何故とおもったのですが、兎に角早くと診察を勧めたのです。

 

埼玉の某大学病院へ行き、結果としては私と同じ心臓病とわかり入院そし

てペースメーカーの手術を受ける事となり、今では元気になりました。

高齢による体力の衰えは別にしてですけど。

 

手術前には尺八してても苦しそうにしているので「もういいよ」と言うと

「ダメもうちょっと」と言いながら舐めたり擦ったりと最後まで頑張って

くれました。

 

自分ばかりで征ちゃんに物足りなさを感じていた私は

「征ちゃんのチンポ舐めたいよ」と言うと「ダメだよ勃たないし、つまん

ないよ小さいから」と拒むので、

「そんな事どうでもいいの征ちゃんが好きだから」と言って無理矢理強引

にチンポを咥えたのです、それは強姦に近かったかな。

 

この日以来立場は逆転して今は征ちゃんの方から「しゃぶって、しゃぶっ

て」と言いチャックを外し咥えると、自分からズボンを脱ぐ積極的な行動

をしてきます。

 

最初の頃はしゃぶっても勃起しませんでしたが、口の中で転がされている

だけで「気持ちいい」の連発でした。

「勃たなくても感じるんだね」と。

そして遂に征ちゃんの転機が訪れたのです。

 

布団に入ってビデオ鑑賞。

征ちゃんは真剣にビデオに釘付け!

私は布団の中に潜り込みシャツを捲り上げ、胸からお腹へと撫で、キスを

し大腿の付け根辺りまで舐めまわし、そして双丘を鷲掴み、優しく撫でな

がらそっとチンポを咥えてやりました。

「アッ気持ちいい、もっと強く吸って」征ちゃんは歓喜の声「うぅー..っあ

ぁ~」と呻きながら私の頭を押さえたり撫でたり、そして腰を突き上げて

きたたその時

「出ちゃうかもしれない...アッウ~ン」

遂に最後の時を迎え腰を上下に振りながら果てたのです。

征ちゃんは「気持ち良かったありがとう、何年ぶりだろう出たのは」記憶

が無いくらいだと。

 

私も精液を飲んだのは生まれて初めての経験でした。

飲んだというよりは精液の匂いで判った位の量でしたので射精したんだな

という感覚だけでした。

 

でも二人にとっては忘れられない感動の一瞬で、暫くの間抱き合い唇を合

わせそのまま眠りについたのでした。

深い絆に結ばれて。



                         ( 続 く )








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