倉爺さんの体験談 48            .




生い立ちの記




第五章 独身(F県)(7)



皆さん熱いなか元気ですか、これからが夏本番。暑さに負けず頑張りまし

ょう。どうぞご自愛ください。

 

会津地方の冬の厳しさは、倉爺が疎開した中道り地方とは雲泥の差で、磐

梯颪の吹雪は小川はおろか道も田畑も一面真平らで何が何処にあるか全然

解りません。除雪など一切無し、通行は車の付いてるものは動かせません。

歩行は先人の足跡を頼りに踏んで行きます。雪は根雪になり春までとけま

せん。

 

店の暖房は大鋸屑ストーブで毎日400M先の製材所から大鋸屑を貰って

来ます。如何なる天候にも関わらず!! でないと店中が凍えてしまいま

す。大鋸屑は倉爺が製材所に一日一回行って貰ってくれば大丈夫でした。

 

ある日のこと製材所に大鋸屑を貰いに行くと、製材所の職人が機械の分解

修理中で両手が油だらけで、小便をするするところにばっかり半ば強制的

に便所に連れて行かれ、ズボンのボタンを外してマラを出して用を足して

あげた時は嬉しかったです。昼間から大人のマラを握れて、まして雫を切

る時にマラを何回も扱いてあげました。

 

職人も喜び、明日も来いよと約束されました。毎日行かなければ店の暖房

を使えず皆凍えて仕事が出来ません。毎度行く度に便所で互いに

センズリの掻きっこ・・・・・寒くても製材所へ行くのが楽しくなりまし

た。人生何処でなにが転んでくるか解りません。

倉爺はお兄さんよりも、所帯を持ってる叔父さんの方に期待してます。



                                        ( 続 く )





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