女装子ミルの男性遍歴記




              ミルさん 作




~3~



そういう生活(性活?)が変わっていったのは50代になってから、仕事で

東京を離れ、北海道に移り住むようになってからでした。

なにしろ、ひと月かふた月に一度は通っていたサロンが北海道にはないわ

けです。

いっそのこと、これを機に女装をやめようかとさえ思った時もありました。

家庭や仕事場ではそんな自分を隠蔽しているのですから、そこでの注意や

苦労も大変です。

でも、それは半年しかもちませんでした。

サロンでは女装用品は何も持たずに行っても色々取り揃えてあるので、手

持ちの女装用品は下着とちょっとした化粧品くらいでしたが、これからは

「自立」しないとならないので、まず色んなものを揃えることからはじめ

なければなりません。

小さな町のことなので、スーパーで化粧品や女性物の洋服を買うわけにも

いかず、もっぱら通販で揃えていくことにしました。

下着やワンピースなど衣類は、幸いなことは妻が荷物を自分ではめったに

開封しないのに乗じて、妻が注文する時にわたしの分を混ぜて頼むことに

したり、化粧品は局留めで注文したり、結構苦労しています。

 

そして、ついに決行の日がきました。予約していたホテルにチェックイン

して、まずシャワーを使います。そこまでは考えてなかったけど、念のた

めにお尻をキレイにして、、、

いよいよお化粧の開始です。今まではサロンのマスターにほとんどおまか

せだったので大変だとは思ってたけど、いざ自分でやってみると、こんな

にもできないとは。

特にアイメイクは何度やってもうまくいかず、最終的には気に入らないま

までしたがメガネをかけてごまかすことにしました。

ウィッグをつけて、下着をつけて、ワンピースを着て、ハイヒールをはい

て、完成まで
3時間以上もかかってしまいました。

目指すのはすすきのにあるFACEというバーです。お店まで歩いて5分ほど

のホテルをとっていたのですが、その
5分の長かったこと。

 

お店には女装子さんが2人、カップルのお客さん、途中から男性2人組。

お店のママに始めて自力でお化粧して初めて女装外出をしたことを言うと、

とてもそうは見えない、と褒めてくれました。

夜中をだいぶ過ぎた頃、お客さんも引けていって残ったのは私と男性2

組のうちの
1人だけ。世間話をなんとなくしてるうちにわたしの太腿にタ

ッチしてきたので、お店を出てホテルへ場所を変えることになりました。

その方はこれまで女性との経験しかなくて、まさか自分が”こういうこと

が”できるとは思ってもなかった、と言われてましたが、女装子初体験を

とても満足してくれました。

たっぷりフェラをしてあげました。女性からされるのより丁寧で気持ちよ

かったそうです。アナルセックスも初めてだそうで、うれしそうでした。

そうやって男性に喜んでもらえることにわたしも悦びを覚えるようになっ

ていました。

 

それからは二ヶ月に一度くらい掲示板を使って一夜の快楽を求めるように

なり、知り合いになった女装子さんを交えての
3P4Pもしました。

前にも書きましたが、欲望はどんどんエスカレートしていきます。

わたしにとって女装して外出する、ということ自体が快楽なんだというこ

ともわかりました。露出願望のはじまりです。

映画館にも行きました。たくさんの目に晒されながら、はしたない格好を

させられることに悦びを覚え、公園では見通しの良い東屋で犯される、、、

そして決定的な出会いがありました。

掲示板で知り合った方がわたしのM願望を見抜いて、わたしを調教したい

と言ってきたのです。



                                           続 く 



トップ アイコン目次へもどる      「男大好き・体験」へもどる
inserted by FC2 system