そらの向日葵さんの体験 №2              .




素朴なお父さん


(2) デート



その日の夜に電話があり。また一方的に

「今度はいつお見えになりますか?今度は天然温泉の出ている所に行きま

しよういつがいいですか?」

「有り難い話ですが暫くはそちらに行けません。」はつきりキッパリ言っ

た。

「そうですか寂しいですな、仕事は第一ですな。おまんまを食べんといけ

ませんからな。儂の物差しで考えてしまいました。すまなんだ。此方に来

る時間ができましたら直ぐに電話ください。えーと火曜日と木曜日。あそ

うでした今度の土曜日から老人会で君の近くの温泉に一泊旅行です。都合

はつきませんか」「山の方ですから遠いです。すみませんがなるべく早く

都合つけますから」

「そうな。儂があなたの家に泊まれませんか」

「会社の寮ですから無理です。来年はアパートを借るつもりです。」それ

でもなお食い下がる。お父さん

「ビジネスホテルに泊まります。だから来てください。」今のように安く

はなかった。

「値段が高いですよ。それに行けませんから」

「そうですか寂しかなあー」

「いい加減してください。行けないものは行けません勘弁してくださいよ」

電話を切りました。大人気ない行動を取ってしまい。後日謝罪の手紙を書

きました。それなりに服を身に付けれれば素敵なダンディーなお父さんで

す。そんな人に限ってジャージの上下を着ていました。理由は動きやすい

から。値段も安いから。一月後電話をする

「来られるとでしよう?」

「はい明日一番で行きたいと思っていますが都合は如何ですか?」

「まつとりましたです。一番ですか、婆さんを病院に連れて行きます。勿

論入院のためです。」

「大丈夫なんですか次にしても」

「なんバカなことば愛しのキミに会えるのに。婆さんはいつものことです

けん、心配せんでくださいよ。済まんけど2番にしてもらうと助かります。

よろしゆうお願いします。」

「それでは2番で行きます。」

「待合所で待っていてください。儂が来ますから。良いですね。」

「了解しました。待ってます。それでは明日」

「はい」

次の日に無事到着。待合所を確かめて。土産物で見て回った。試食用が多

くつい口にしながら、自販機で飲み物を買って飲んでいたら。後ろから。

「探しましたよ」

「いえね試食があまりにも有ったからつい摘まみぐいしてしまいお茶を呑

んでいました。すみません」

「いいえでも値段が高いでしよ。これからは美味しいお茶を水筒に入れて

持ってきますから、じや行きますか」

「よろしくお願いします「この前話した天然温泉のでる場所まで行きまし

ょう」

「楽しみです」車が動き出して

「今日ですね娘が孫連れてくるんです。水曜日に用ができたみたいで、昼

飯ば家で食べないかんごとなりました。昼飯ば食べたら直ぐ行きます。済

まんけど待っとてもらえると助かります。」申し訳なさそうに言われ。

「私はかまいませんよ元々独りが好きですから」

「すみませんね。休憩室は広いですから横になれますよ。うどんとおにぎ

り以外は美味しくなかですよ」

「わかりました。しかし試食ばし過ぎて食欲がわきません」

「大丈夫です温泉に入れば空腹になります。主治医が言われいました。入

院患者が一人で風呂にスムーズにはいれるようになったら退院の目安だそ

うですよ。それだけ湯船に入るのは体力がいるそうです。勿論。高齢者の

人達です。」

「湯船に浸かるのに体力」

「キミはまだまだ大丈夫」と言って股間に手がのびる。

「危ないですよ運転中に」「じや止まりますから」畑のど真ん中に車を止

めて二人抱き合いキスをして。尺八で出してくれました。いつの間にか荒

い息ずかい。

「さあ元気がでて出発ですよ-直ぐですからねあの建物ですよ、昼飯ば食

べたら直ぐ帰ってきます」

「気長に待ってます安全運転でお願いしますよ」クラクションを鳴らして

家に帰って行かれた。

       つづく











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