タカ さんの体験談 №10             .




運命と思えた出会い


その5


月日は流れ、季節は変わっていくけど私たちの仲は変わらず続いていっ

た。

彼からのプレゼント・・・「ネクタイ」「マフラー」大事にクローゼッ

トの中にしまう。開店2周年と言うことで、彼は少し興奮気味、

彼は私に言う「開店記念と言って他のお客様はご祝儀とか、プレゼント

を持ってくるけど、あんたは何もしなくて良いよ、ただ私のそばにいて

くれれば良いよ」と言う。

私はただ彼の言うことに従い、お店で飲み、歌うだけ・・・そんなとき

私は「ふがいない自分」と思うが、彼は私が店にいることだけが嬉しい

ようだった。

 

4月になり相変わらずいつものペースでデートしていた、そんなとき何

か言葉数が少なく思い始めていた。

5月初旬、久しぶりに彼から私の携帯に電話が有った、彼「ちょっとし

たことが有って、店には行かない、貴方も来ないで」私「何が有ったの

?」

彼「自分が起こした事故」私「それって何?」彼「電話では長くなるか

ら逢って話しするから*日**駅の前の**の店に来て」と。

話しを聞いてみると概略で、帰宅電車ないで合い席になった男の人のシ

ャツが目立ったので声を掛けたらしい・・そして自分は居眠りしていた

が、その合い席の人の股間に手が行き、

大声出されてビックリしたが股間に行っていた手を握られ車掌に通報・

・・その後最寄りの駅に降り警察派出所に行き事情検証され、その後家

族を呼ばれ、ゲイで有ることがばれた。

そのため、今は誰かに私を見張ってられるから、貴方は私が言うまで会

わない・・・解って・・・

私はどうしてそんなことになったの?何度も問いただす・・・彼の返事

は「ゴメン」「ゴメン」だけだった。

 

6月に入り彼から久しぶりに携帯電話が入る。

「今店あがって自宅前のバス停前・・・あの後、妻は、今付き合ってい

る人いるので有れば別れて!」と言われた・・・彼「私は家族が大事、

妻を愛している、だから妻の言うとにするから、

別れる!」あの電話の向こうの彼、すすり泣いていた・・・私は自宅、

自分の部屋で電話受けていた、私「何で、今までも奥様裏切っていて、

私とお付き合いしていたでしょう、ばれたからっと言って、貴方の性格、

趣味は直せないでしょう、彼「しょうがないでしょう!」と声が裏声に

なるようで、悲鳴にも聞こえた。

私は「何で」「何で」と何回も言う私も泣けて、号泣したときを私の妻

に見られてしまった。

 

今まで、私と妻の関係も不信な関係だった、と言うのも、私の今までの

行動、近所に住むスポーツ先輩の仲を疑っていた妻、それを私は察知し、

その後、興奮していたが妻には、はっきり言わないといけないと思い今

の思い、さっきの電話の内容話しした「あの先輩は何も関係ない、ただ、

私はゲイ、あのマスターもゲイ、そんな別れ話だった、でも私は家族を

愛している、私の財産、失いたくない妻は「私、お爺ちゃん、子供、孫

愛している?これからも・・」私「もちろん、家族がなくなれば私はも

う必要ない」「なんども言うが家族は僕の宝」妻「彼とは何処まで行っ

たの?」私、行くところまで行ったが、妻にはそこまで言えないので「

彼は忙しい人、バーチャルで楽しんでいたが、お店のマスターと言うこ

とで行っていた」と・・・妻はそんな言葉で安心したようで

その後妻は、今までの不信そうな気配が取れて明るくなった、もちろん

我が家は元の鞘に戻った、ただ妻の心には私がゲイと思っている。

私は彼と同じ環境におき、苦しみを味わいたかった。

 

一年が過ぎ、妻の妹を**駅に車で送る、そんな帰り、「この道、あの

人と歩いたなぁー」と思いながら進んだ、偶然か、彼が見えた・・それ

も髭姿、浅黒い男性とあの鏡張りのあるホテルに向かい開いている姿を

見た、先回りして、彼らを待つ、何も気がつかず通り過ぎる。

 

私自身、1年経っても彼を思い続けている事、自分が情けなくなった、

だめ押しで1年ぶりに、彼に電話した。

電話の向こう騒がしく、どこかのスナックだったでしょう、彼「あぁー、

あんた、久しぶり」私「今日、貴方と髭のアサ黒い人と歩いて、あのホ

テルのほうに歩いていくの見ました、そしてその途中に私のいること気

づかなかったね」彼「あれからの、あんたの押しがなかったじゃないの」

とプツンと電話切れた。

 

それで、もうこの出会いは終わったと理解した。

最初であったとき、お互い胸がときめき、激しい交わりがあり、そのう

ち心内面まで愛しくなった間柄、ちょっとした事で崩れるのですね。

 

彼の別れの都合の事件は、今思うと、私と別れる仕立てた事と思われま

すが、それを取り立て、今どうするわけでも有りませんが、ただ

衝撃的な出会いき今でも忘れません、今はもう79歳の彼、何時までも

お元気で。

 

                             完








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